2007年7月18日

えっ君、事件が起きました。6月12日の夕方、パパは高田馬場の駅の階段を駆け上がって電車に乗ろうと急いでいました。階段の途中で駅の喧噪の中で、はっきりと「ブツン」という音がして右足のふくらはぎの何かが切れたような音がしました。とても痛かったのですが、そのまま足を引きずりながら電車に飛び乗りましたが、痛みはだんだん増して、野方の駅に着いた時には、脂汗がでていました。今考えると、そのまま救急車を呼べばよかったのですが、パパはママに電話して駅まで来てもらい、聖母病院に行くつもりで、ほうほうのていで家の玄関に辿り着きました。いろいろ電話して野方の駅前に救急病院があることを知り、すぐにその病院に行きました。全治1ヶ月の肉離れでした。そのまま右足全部をギブスで固定し、車椅子と松葉杖の生活になりました。それからもう1ヶ月が過ぎましたが、まだリハビリ中で上手には歩けません。 えっ君のために家の階段にスベラーズを付けましたが、それがとても役立っています。
話は変わりますが、パパにとっては、とても悲しいお知らせがあります。君が好きだったティナ嬢が2月に亡くなりました。もう会いましたか?いつも会うたびにパパの足の間に身体を割り込ませ、クンクンと甘えていたティナ。君との思い出の中にある最後の一匹が野方から消えてしまいました。ママに車椅子を押してもらい、君との散歩した道を何回も移動しましたが、もう君の友達は誰もいなくなってしまいました。パパはとても寂しいです。それじゃ又ね。


2007年2月20日

エルヴィス、ずいぶん長い間、このページを更新しなくてごめん。君のことを忘れてしまったんじゃないからね。そう言えば、昔の話なんだけど、おじいちゃんの葬式の時に3日ほど君を町田のアンディの家に預けたことがありました。パパたちはお葬式で忙しくて、君の食事やお散歩の相手ができなかったからなんだけど、お葬式が終わって君を迎えに行った時の、君のふてくされた顔を今思い出しました。昨日のように覚えています。呼びかけても知らん顔して、目を合わせないのが、君のせめてもの抗議だったんでしょうか。今、そんな顔をしているんじゃないですか?いつでもパパたちと一緒にいないとエルヴィスは不満でしたからね。君がリビングのソファの定位置で休んでいるので、パパたちが気づかれないように、そっと静かに寝室に移動しても、しばらくすると必ずカタカタと足音をたててパパたちのベッドの横にきて、寝るのが君のいつものパターンでした。振り返ってみると、君と一緒に過ごした12年が、パパの今までの人生で最も恵まれた時代でしたし、幸せな時間でした。天国という所はきっとそんな時代や時間がずっと止まっていて、天使たちやエルヴィスたちが何の心配や不満もなく過ごしている所なんじゃないかと想像しています。まだまだ寒いので、ベッドの中に君のぬくもりがあればいいなと、いつも思っています。じゃあ、又ね。


2006年9月8日

エッ君、川崎のラブがそちらに行きました。手術したり、抗がん剤治療したりして、東大病院でがんばったけど、君とアンディと同じ病気でした。これでみんないなくなってしまってパパはとっても寂しい気持ちです。正子おばちゃんの悲しみも大変なものですが、ラブの思い出を大切にして早く立ち直ってほしいと思っています。
よっちゃんは東大の大学院に合格しました。陽子ちゃんは就職活動かな?藍君は夏休み中で自転車でメッセンジャーのバイトをしています。子供たち3人はどんどん大人になっていって、それぞれの人生を歩きはじめています。パパは君たち3匹の思い出と、年老いた二人のおばあちゃんを大切にして元気に生きていこうと思っています。君もアンちゃんやラブと一緒に喧嘩をしないで、仲良くしていてください。そして時々は夢の中で会おうね。- いつまでも君の飼い主であるパパより -


2006年7月30日

エルヴィス、久しぶりですね。どうしてますか?先日、藍君が彼女を連れて野方に来ました。おばあちゃんとママも誘って駅前の焼き肉屋さんで夕食をごちそうしました。川崎のよっちゃんや陽子ちゃんには決まった相手がいないみたいだけど、藍君と彼女はとても仲良く雰囲気のいいカップルでした。もうパパもママも年寄りの部類で、時代はどんどん若い人に移っていくようです。そう言えば君が好きだったティナ嬢(もうティナおばあさんという年ですが)は、最近散歩しているところをよく会います。君もそうでしたが、ティナもそろそろ耳が遠くなっていて、「ティナ!」って呼んでも、すぐには気づきません。でもパパだと分かると、いつも尻尾をふってご挨拶してくれます。もっともっと長生きして欲しいですね。
話は変りますが、川崎のラブが乳癌だと診断され、今は東大病院で抗がん剤の治療をしています。病院の送り迎えはパパの車を使っています。ラブは君の指定席だった助手席ではなく、後部座席でいつもおとなしくしています。辛い治療のはずなのに、ラブはとってもがんばっています。天国から応援してくださいね。それじゃ又。


2006年2月10日

エッ君、元気ですか?パパたちは元気です。ジェフって覚えてますか? 野方で一番大きいラブラドールですよ。よくお散歩で一緒になった彼です。たしか去年の暮れ、そちらに行ったはずですが、もう会いましたか? 昨日、とっても小さいラブラドールが、家の近くをお散歩していて、よく見るとジェフのおじさんがリードを持っていました。ようやくジェフの後釜が見つかったそうです。名前をジェイと言う、まだ3ヶ月のやんちゃ坊主です。おしっこも片足あげがまだできません。子供の歯で甘噛みされて、とても痛かったです。エッ君の子供の時と全く同じで、落ち着きがなく、やたら飛びかかってきました。でも、可愛いかったです。 ところで、君の喧嘩相手だったマックの後釜にはマナという名のラッセルテリアが飼われています。みんな愛した犬を亡くして、そのショックから立ち直って、新しい犬を飼う勇気を持っているんですね。パパは君をなくしてから、もう5年以上たつのに、まだまだずうっと、君の思い出と一緒に暮らしています。多分生涯新しい犬を飼うことはないでしょうし、そんな勇気もありません。
エッ君ネットというドメインをとりました。エッ君関連のホームページはこのサーバーで続けようと思っています。それじゃ又ね。バイバイ。


2005年10月5日

最近は目の不自由な人と盲導犬のお話だけではなく、介助犬や聴導犬というお仕事をする犬たちの話をよくテレビで見ます。エッ君のような大型犬だけではなく、小さな犬も結構人間の役に立っている事を感心して見ています。そう言えば、アンディは自分の食べ終わった食器をくわえて台所まで運ぶことが出来ましたね。人間との会話もしっかりと目を見て理解しようとしていましたし、本当にお利口さんの犬でした。事あるごとに、エルヴィスはアンディと比較されて、役に立つことは何も出来ないお馬鹿な犬ということになっていましたが、パパは誰に何を言われようと平気でした。エッ君には「待て」と「お座り」以外は何も教えませんでしたので、いろんな人が「お手」と言っても、君はきょとんとしていましたね。そんなエルヴィスが大好きでした。エルヴィスの身体の暖かさや優しさは、パパにとって何物にも代えることの出来ない宝物でした。パパとエルヴィスにしか分からない共通の時を一緒に過ごした日々はもう帰っては来ないけれど、今でも決して忘れてはいません。
先月はダルメシアンのワット君が突然そちらに行きました。ワット君のママとこの前お会いしましたが、とても落ち込んでいて可哀相でした。せいぜい仲良く遊んでやってください。そしてみんなを連れてパパの夢の中にちょくちょく来てくれると嬉しいな。エルヴィス元気でね。バイバイ。


2005年6月11日

エッ君、どうしてますか?元気ですか?そちらの生活はどんな様子ですか?最近は町でもテレビでも、ゴールデンの老犬ばかり見かけます。若い奴はここ野方でもあまり会いません。
エッ君の生まれた88年には、まだまだエッ君のような大型犬はあまりいませんでした。何せ、日本は狭くて、住宅事情で大型犬を室内で飼うには無理がありました。その件でパパが亡くなった小笠原のおじいちゃんと、君の生活する場所について大論争したのを、君は覚えていないでしょうね。おじいちゃんは「犬は鎖をつけて外で飼うものだ」とかなり抵抗し、屋根裏部屋で3ヶ月過ごしたエッ君を、住宅の外で飼うことなんて頭から考えていなかったパパと言い争いになったのです。結局、折衷案としてベランダを70万円かけて改造し、エッ君は幼時期をベランダとパパたちの寝室で過ごすことになったのでした。パパたちの寝室には当時を偲ぶ、ドアーの鍵(エッ君専用)がまだぶらさがっています。でも、なし崩し的に家の中にエッ君を入れたのは、文句を言っていたおじいちゃんでしたね。よくおじいちゃんと紐の引っ張り合いをしていましたよね。
90年代に入ってからシベリアンハスキーやゴールデンレトリバーが人気犬となり、いろんな場面でエッ君たちを見ることができました。しかし、あっという間にブームが去り、当時飼われたゴールデンが今は老犬となっているというのが、実情ではないでしょうか。
さて、ママは中年(?)太りで下腹が出っ張ってきたのをとても気にしています。パパに言わせれば運動不足の一言なんですが。まあ、パパのお腹と比べると可愛いものです。おばあちゃんは年相応に耳の聞こえが悪くなったと言っていますが、都合の悪いことだけが聞こえないようです。藍君は早稲田で和太鼓をたたいていますし、よっちゃんは東大でドラムをたたいています。陽子ちゃんはフルートをやっているようです。3人とも青春まっただ中で楽しんでいるようです。藍君のパパは中国とカナダを往復してお仕事をやっているようです。みんなそれぞれの生活ですが、元気でやっています。たまにはアンディを連れて、パパの夢の中にでてきてくださいね。いつまでもエルヴィスのことを愛しています。又ね。


2005年1月18日

エルヴィス、君が天国にいってからもう4年も経ってしまいました。この寒い季節は、ベッドに君の暖かさが残っていた頃をよく思い出します。あの3本川で寝た大きなベッドはもう古くなったので処分し、今はパパとママは別々のベッドで寝ています。君が生きていたら、どっちのベッドにもぐってくるんでしょうね?
この4年間、いろんな人から「新しい犬は飼わないんですか?」と聞かれる度に、君の大きな存在を噛み締めています。もちろんパパとママの携帯画面はエッ君の写真ですし、ママのメールアドレスはekkunです。エッ君はそんな形でずうっとパパたちと一緒です。
ママは最近の健康診断でコレステロールの高さを指摘され、お薬を飲んでいます。パパは昨年末、またまたぎっくり腰をやってしまい、健康のためのお散歩をやめています。暖かくなったら再開しようと思っています。川崎の皆も元気ですよ。ラブは好物のきゅうりが肥満防止策のようです。よっちゃんは東大のマテリアル何とかという学科で、陽子ちゃんは芸大で、だんだん何をやっているのかパパには分からなくなっていますが、要するに学生生活を楽しんでいます。そしてヘラヘラしてた藍君ですが、見事、早稲田に合格しました。本当に心配しましたが、君やアンディの天国からの応援のせいだと感謝しています。みんな元気に過ごしています。安心してそちらの生活をエンジョイしていてください。それじゃ又。


2004年11月9日

エッ君、最近仲良しになったんだけど、家の近くの小学校の裏に君と同じ顔をした老犬のゴールデンがいます。パパは健康のために夜1時間程度のウオーキングをしているんだけど、よくそのゴールデンと会います。何ていう名前か知らないんだけど、本当にエッ君そっくりさんです。ちょっとお手入れが悪くて臭いんだけど、いつも尻尾をふってご挨拶してくれます。君との散歩じゃないウオーキングはあまり面白くはありません。だけどその老犬と会うのが最近は楽しみです。
川崎のよっちゃんが自動車の免許をとりました。それでこの前ラブを乗せて野方までドライブしてきました。ラブは怖くて興奮していたとのことです。君はいつもパパの横の助手席が定位置でしたよね。ラブちゃんは車の後部座席のもっと後ろ、荷物室が定位置だそうです。事故をおこさないといいですね。ところで、藍君ですが、なかなか大学が決まりません。結構苦労しているわりには電話なんかでは平気な声でヘラヘラしています。困ったものです。
今年も残り少なくなってきました。ママはおばあちゃんに頼まれて毎年ゴールデンのカレンダーを買ってきます。家の中はまだまだ君の写真とゴールデンのカレンダーでいっぱいです。エルヴィスとの思い出は時を超えてずっと、そしていつもパパやママの中で生きています。天国で病気しないでいっぱい遊んで、パパがそちらに行くまで待っていてくださいね。いつまでも愛してるよ。


2004年7月14日

エルヴィス、アンディ、元気にしていますか?最近の東京は猛暑が続いています。今日も35度を超す暑さです。君たちは暑さに弱くていつもハアハア言っていましたね。この時期の昔のアルバムを見ると、パパのパソコン部屋で君たちが一緒に仲良く横になっています。毎朝4時半のまだ暗いうちにに起きて、涼しいうちのお散歩を一緒にしたのは、もう5年ほど前になってしまいました。懐かしいお話です。パパは相変わらず首の牽引をしながら体調を整えて、聖歌隊で歌を歌っています。ママは派遣のお仕事で月に何回か、お料理の器具の説明員を始めました。おばあちゃんは骨粗鬆症で身体のどこかがいつも痛いと言っています。最近の野方には特に変わったニュースはないようですね。
アンディへ:藍君がアメリカの高校を卒業して帰国しましたが、コロラドの大学には行かずに、日本の大学を受験すると言い出して、今予備校に通っています。うまくいくといいですね。藍君のパパは外国でのお仕事が多くて、とても忙しく過ごしているようです。藍君のママは旅行会社で毎日遅くまでお仕事しています。
川崎のラブや陽子ちゃん、よっちゃん、横浜のおばあちゃんも変わりなく、過ごしています。と言うわけでこちらはみんな元気です。藍君の件、天国から応援してくださいね。


2004年3月13日

エッ君、どうしてますか?元気ですか?パパは去年の暮れから50肩という病気で、左手が上がりません。もう充分年をとっているようです。お医者さんは痛み止めの薬と貼り薬をくれましたが、それがとっても臭うのです。一緒にベッドには入れないと思いますよ。この時期、もうそろそろ暖かいのに、君はいつもパパ達のベッドに潜り込んでいたよね。それで暑くてフーフー言っていたのを思い出します。エルヴィスがベッドから降りて床で寝るようになったら、我家には本当の春が来たということでした。懐かしいですね。
藍君がアメリカのコロラド州立大学に合格しました。アンディに伝えておいてください。とってもすごい事なんだよ。これからが大変だけど、藍君、がんばってるよ。それからアンディのパパだけど、お仕事の都合で、東京から少し離れた八丈島という所で働いています。みんな離れたところで、がんばっていると伝えておいてね。それと、川崎の陽子ちゃんは東京芸術大学という学校に合格しました。これもすごい事です。これから陽子ちゃんは川崎から取手という所まで2時間近くかかって通学することになります。みんなあっという間に大人になっていきます。パパもママもおばあちゃんも年はとったし、いろんな病気は持ってるけど、まだまだ元気で、時々エルヴィスの事を思い出しながら過ごしています。今度桜が満開になったら、エルヴィスと一緒に行った哲学堂に行く予定です。それじゃ又ね。元気でね。愛してるよ。


2003年12月29日

エッ君、もう3年になりますね。新しい年が近付くこの時期になると、君と一緒に病気と戦ったあの日々をはっきりと思い出します。元気にしていますか?アンディやマックと元気で遊んでいますか?こちらではパパもママもおばあちゃんも年は取りましたが、毎日元気に暮らしています。川崎のラブちゃんは階段が苦手になったようですが、よく食べ、眠り、皆にかわいがられています。正子おばちゃんはラブの顔が真っ白になっているのと、ちょっと太りぎみなのを気にしています。よっちゃんは東大生になり、勉強の毎日かと思いきや、トランペットの毎日のようです。陽子ちゃんと藍君は来年が大学受験です。この前、君が好きだったティナ嬢に会いました。いつものことですが、とても喜んでくれて、尻尾を大振りしてあまえてくれました。もうティナも11才だとのことです。
最近エルヴィスの夢をよく見ます。パパが木に登って隠れて、君がパニックになりながらパパを探している夢や、プールで君が溺れているのを、パパが飛び込んで助ける夢などです。今までは夢の中に君がなかなか出てこなかっただけに、これからもちょくちょく登場してほしいと思っています。身体に気をつけて、いつまでも元気でね。とっても愛してるよ。


2003年3月1日

エッ君、君がそちらに行ってから2年、アンディが追っかけて行ってからもう1年になります。パパは決して君たちを忘れることがなく、毎日を過ごしています。何してますか?元気にしてますか?太ってませんか?食べ過ぎはダメだよ。そういうパパは運動不足でちょっと太りぎみなので、時々ママと一緒にスポーツクラブに通って汗をかいています。おばあちゃんは80才を超えて、晩年の君と同じく、足腰は弱くなってきましたが、まだまだひとりでお出かけしています。川崎のラブちゃんは、先日階段から落っこちたそうですが、怪我もなく元気でいます。ラブも結構なおばさんになっているので、川崎の家の急な階段は気をつけないといけないですね。
今年のお正月に君の喧嘩仲間だったマックがそちらに行きました。野方から君の足跡が少しずつ消えていくのは、とても寂しいことです。パパのパソコンの警告音を君の吠える声にしました。パソコンの操作を間違うと、君がワンと吠えるんだよ。ほとんど毎日君の声を聞いているから安心してね。みんな仲良くして過ごすんだよ。怪我しないようにね。


2002年12月1日

エルヴィス、元気ですか? 久しぶりですね。今年は3月にアンディがそちらに行ってしまい、去年に続いてとっても寂しい年になってしまいました。パパも寛おじちゃんも毎日をとっても寂しく暮らしています。野方の君のお友達もみんな年をとって真っ白な顔になっています。時々ティナやリリーに会いますが、パパの事を覚えていてくれて尻尾を振って歓迎してくれます。彼女達に会うたびに、君との幸せな日々を思い出してしまいます。
パパは先日、昔と同じ病気で聖母病院にちょっと入院しましたが、今は元気になっています。ママもおばあちゃんも年はとりましたが、まだまだ元気です。川崎のラブちゃんはちょっと太りぎみですが、君とアンディがいなくなった分、みんなに可愛がられています。エルヴィス、アンちゃんと喧嘩ばかりしちゃ NO だよ!またね。


2002年4月23日

エルヴィス、元気でやってますか?こちらは全員元気です。おばあちゃんは今年で80歳になりますが、毎朝洗濯物を抱えながら階段の昇り降りをしています。君が階段からすべって落ちないように取り付けたスベラーズが今、おばあちゃん用の安心になっています。ママは相変わらずお料理のお仕事で忙しい毎日を送っています。
先月、アンディがそちらに行きました。もう会いましたか?ちょっと痩せてたでしょう?アンディは去年、肺癌だという事が分かったのですが、もう手遅れで高齢のため手術もできず、それでも君が亡くなってから1年以上がんばって長生きしました。アンディの棺の中に君用のひっぱりっこする綱を入れておきましたが、もう届きましたか?思いっきりアンディと遊んでください。君たちがじゃれあっている写真を撮ることができず、とても寂しいです。元気なら様子を知らせてください。パパはいつまでも君たちを忘れないで待っています。


2002年1月7日

パパはずっと長い間、街で会うどんな犬とも目を合わすことができませんでした。どうしてか分かりません。エルヴィス、君が天国に行ってからもうすぐ1年になるというのに、昨日のことのように君の苦しんでいる顔を思い出してしまうのです。君との楽しかった日々を、いくら思い出そうとしても、君と駆け回った公園の景色はセピア色に消えてしまい、パパの心のキャンバスには熱でうなされている君の姿がはっきりと写し出されるのです。起き上がることも出来ないフラフラして揺れている君の身体を無理に起こして口の中に薬を放り込んだ時の、君の嫌そうな顔は、はっきりと思い出すのに、おいしい御馳走を前に待てをしている君の顔がなかなか思い出せないのです。
このホームページも長い間、更新できていません。どうしてって、なんにも書くことがないのです。君がどんなに美しい、素晴らしい、そして可愛いゴールデンだったかを説明する現実がもうなくなってしまったんです。だけど、君との本当に幸せだった思い出のために、このページはアップしつづけておきます。小指ほどの君の遺骨は小さな木箱に入れてパパが亡くなった時に、一緒に埋葬してもらいます。天国でもパパの犬になってください。


2001年3月1日

エルヴィスが天国に行ってから50日が過ぎようとしています。家の中はとても静かで、舞っていたエルヴィスの毛も少なくなってしまいました。でも壁にかけてあるエルヴィスのたくさんの写真はそのままになっています。エルヴィスを忘れることは絶対にないのに、毎日姿を見ていないと落ち着きません。
遺骨は坪庭に梅の木を植え、その下に埋めました。町田のアンディのところにも大雪の日でしたが、梅の木を持っていって分骨しました。アンディはエルヴィスが使っていたベッドを喜んで使ってくれています。小指ほどの残りのエルヴィスの骨はパパが死んだ時に一緒に埋めて欲しいと、寝室にとってあります。
親しい友人や野方の近所の方々から、たくさんのお花をいただきました。お花に囲まれているエルヴィスの部屋は50日たった今でも時が止まっています。だからその部屋に入るたびに、天国のエルヴィスとお話が出来ます。今、彼は一足先に天国に逝った横浜のゴールデン、クリボー嬢に夢中のようです。次の便りが来たら、またこのページを更新するつもりです。


2001年1月11日

エルヴィスは2001年1月10日、午後2時10分、永い眠りにつきました。とっても美しく静かに息を引き取りました。枕元のパパとママとおばあちゃんに見守られて12歳2ヶ月の命を閉じました。日本全国から、海外からたくさんの方々の応援メールをいただき、本当に幸せなゴールデンでした。。エルヴィスは永遠に私たち家族の一員として心の中に生き続けています。長い間、ありがとうございました。4年4ヶ月、毎月更新していたこのホームページは気持ちが落ち着くまでの間、しばらくお休みします。ごめんなさい。


  

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