僕の芸? |
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小さい時からパパは僕に何の芸事も教えてくれませんでした。犬なんだからお手ぐらい教えたらと言う方がいますけど、パパは自分の子供にそんな芸をしこむ親がいるだろうかと、僕にお手やおかわりを教えませんでした。そんなわけで、僕が出来るのはお座り、伏せ、待て、立て、タオル持って来て、ぐらいなんです。 時々パパが僕の鼻の上に骨を乗せて、待てをします。僕は骨が落ちないように待てをして、パパのヨシを待ちます。これが唯一の僕の芸でしょうか? | ||
食堂のテーブルにあご乗せ | ||
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食堂のテーブルの高さが丁度僕の顎の高さと同じです。ですから一番早く食事を終えた僕はテーブルに顎を乗せて、お皿の上のおいしそうなものを探します。パパ達のお皿に混じって、僕専用の小さいお皿の上に 中にお薬が入ったカステラや、パンの切れ端、煮干し少々等を発見した時は、早くちょうだいとワンワン催促します。テーブルクロスが僕のよだれでべたべたになり、大変です。 | ||