今までの一言(2003年)

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Upload on 01.Dec.2003
今月の降誕日前日(24日〜25日)の聖歌隊の予定。
午後3時半:キャロルの奉唱
午後4時:クリスマス・イブ礼拝-1
午後7時:クリスマス・イブ礼拝-2、および病院内キャロリング-1
午後8時:病院内キャロリング-2
午後11時半:深夜聖餐式

Upload on 06.Nov.2003
11月2日の諸魂日に、モーツアルトのレクイエムを奉唱しました。聖路加の聖歌隊、その他の教会や合唱団、聖路加国際病院の看護師さんや職員の方々を合わせて計56名の奉唱団がこの1年間に逝去された90数名の魂の上に、神様の永遠の安息と、絶えざる光があるように祈り、歌いました。チャペルはほとんど満員となり、約1時間の奉唱は無事(?)に終了しました。裏方で活躍してくれたチャペルの方々、どうも有難うございました。さて、次の大きなイベントであるクリスマスに向かって気持ちを引き締めて練習に励まなくちゃなりません。皆さん、体調に気をつけてください。

Upload on 21.Oct.2003
今年度のレクイエムは11月2日の諸魂日の午後6時より、モーツアルトを奉唱します。プログラムはこちらを御覧ください。
尚、チャペルの正面入り口(1号館南口)が午後5時から6時まで通行可能となりますので、そちらも御利用ください。レクイエム終了後にはロビーでささやかなお茶会を企画しております。

Upload on 02.Oct.2003
10月12日の礼拝ではアンセムとしてバッハの「Jesu joy of man's desiring」を奉唱します。この原曲は、教会カンタータ147番「心と口と行ないと命もて」の中で歌われるコラールです。Martin Janusという人が書いた「Jesus, bleibet meine Freude」で始まるドイツ語の歌詞は、私たちが歌う英語の歌詞とは全く異なったものとなっています。OxfordのH.Allenが、この曲をアンセムとして使うことを考え、その友人である詩人のR.Bridgesに自由な発想で歌詞を書かせて、この英語の歌詞が生まれたようです。
Jesu joy of man's desiring, Holy wisdom, Love most bright,
Drawn by thee, our souls aspiring, soar to uncreated light.
Word of God our flesh that fashion'd with the fire of life impassion'd.
Striving still to Truth unknown, soaring dying round thy throne.
この英詩が美しい脚韻を踏んでいるのにお気付きでしょうか?尚、アンセム奉唱に際しては、当チャペルの阿部周子姉にリコーダー伴奏で加わっていただく予定です。

Upload on 03.Sep.2003
8月22日から3日間、聖歌隊の夏季合宿が軽井沢の聖ルカハウスで行なわれました。今年で37回目を迎える伝統あるこの合宿には、隊員18名とその家族が数名参加しました。朝の早梼に始まり、アンセムのパート練習、全体練習を続け、終梼に終わる3日間はとてもハードなスケジュールでしたが、最終日のショー記念礼拝堂でのミニコンサートにむけて、全員がんばり通しました。毎年のことながら終梼後に隊員の家族も交えて、飲み物を片手にふだんは話すことのできない様々な話題に夜更かしするのも、聖歌隊合宿の楽しみになっています。昨年はとても寒く、暖房を入れたりしましたが、今年は寝苦しさを感じるほど暑い軽井沢になりました。24日のショー記念礼拝堂での主日礼拝後のミニコンサートで歌った曲をアップロードしてありますので、ぜひお聞きください。素朴なリードオルガンで会衆と一緒に歌う「amazing grace」はとても感動的でした。
先日、カトリックの下永さんから、「ave verum corpus」の邦訳の誤りを御指摘いただきました。恥ずかしい思いと共に、とても嬉しい思いもしました。「歌の内容はきちんと知った上で、祈りの歌として生きたものにしていきたい」というお言葉はこれからも大切にしていこうと思っています。主に感謝。

Upload on 05.Aug.2003
8月3日は私達聖歌隊がデユーティオフ(礼拝奉仕のお休み)の日でしたが、韓国の合唱団「音楽のある村」が礼拝に参加し、聖歌隊として奉仕してくれました。この合唱団は聖公会の韓国ソール教会の聖歌隊指揮者であるホン先生がひきいる40人の合唱団です。アンセムの「平和を願う祈り」や「Locus iste」はとても素晴らしいものでした。礼拝後行なった短いコンサートでは、2年前に新大久保の駅で落下した人を助けようとして亡くなった韓国と日本の二人の青年を追悼して、イ・コンヨン氏が作曲した「友のために」という曲を日本語で歌ってくれました。私達と人数の違いはありましたが、彼等の歌い方には学ぶものが多い一日でした。

今月は聖歌隊の夏季合宿と24日のショー記念礼拝堂でのミニコンサートが軽井沢で行われます。今年のプログラムはこちらを御覧ください。


Upload on 01.Jul.2003
日本聖公会の祈祷書の中で聖餐式の式文には「歌いまたは唱える」と書かれた部分が10箇所以上あります。多くの邦人作曲家がこれらの式文に曲をつけていますが、私たち聖路加ではシューベルトのドイツミサ曲が編曲され、キリエ、サンクトゥスとベネデイクトゥス、アニュス・デイの3箇所を歌っています。今年中にもう1曲、グローリアを加える予定で、現在作業中です。声を揃えて唱えるには歌うという手段が効果的だと私は思うのですが、どうでしょうか?。

Upload on 01.Jun.2003
聖歌隊が歌うアンセムは英語、ラテン語のものがほとんどです。週報にはその日のアンセムのタイトルが書かれていますが、それだけではどんなアンセムなのか会衆の方々にはよく解りません。理解しやすいように、礼拝のアンセムの作曲家や歌詞について簡単な説明文を配付することになりました。これが結構大変な作業です。どこを調べても分からない作曲家もいますし、アンセムの言葉の邦訳には毎回頭を抱えてしまいます。間違っていたら、ぜひ御指摘いただけると嬉しいです。

Upload on 01.May.2003
今後のアンセムで、プロパーを奉唱します。聖餐式で使用される祈祷文には、教会暦によって変化しない通常文(オーディナリー)と変化する固有文(プロパー)があります。通常文には憐れみの讃歌(キリエ)、栄光の讃歌(グローリア)、信仰宣言(クレド)、感謝の讃歌(サンクトゥスとベネディクトゥス)、平和の讃歌(アニュス・デイ)などがあり、決められた文で唱えたり、歌ったりします。今回私達が歌うプロパーは、固有文のうち、参入唱(イントロイト)、昇階唱(グラデュアル)、奉献唱(オファトリー)、陪餐唱(コミュニオン)の4つの祈祷文から作曲されているものです。これらは立教学院諸聖徒礼拝堂の聖歌隊隊長であった故カール・イー・ブランスタット氏が当時の著名な邦人作曲家に委嘱して作られたもので、現在ではほとんど演奏されない貴重な曲と言えましょう。

Upload on 01.Apr.2003
日頃の練習不足解消のため、3月21日に特別練習の時間を設けました。多数の隊員が休日だったにもかかわらず参加しました。4時間の練習時間が大変短い充実した1日でした。これからも時々このような特別練習を行い、ハーモニーを磨かなければと思っています。3月23日の礼拝後、聖歌隊の総会が開かれました。開会のお祈りに引き続き、隊長から昨年度の活動の総括、今年度の目標などが示されました。

これからイースター、夏季合宿、諸魂日のレクイエムなど、イベントが盛り沢山です。歌を歌うだけの単なる宗教音楽合唱団にならないように、聖歌隊としての生き方を考えながら行動したいと考えています。


Upload on 01.Mar.2003
聖歌隊は礼拝での奉仕グループのひとつですが、その他にも多くの人たちが礼拝で奉仕活動をしています。聖餐式で使徒書を読んだり、聖杯分餐をするのは信徒奉事者。初めて礼拝に来る方を案内したり、礼拝で使用する祈祷書や聖歌集、週報などを配付する(usher)アッシャーと呼ばれる方々。礼拝でロウソクに火を点しますが、それを行うのは(acolyte)アコライト・サーバーと呼ばれる人達。祭壇などの準備や後片づけをしたり、金属のものを綺麗にみがいたりするのはオルターギルドと呼ばれる人達。もちろん聖歌隊と親密な関係にあるオーガニストの人たちもいます。これらの人たち以外にも目に見えない所でいろんな奉仕活動があります。忘れないようにしなくてはなりません。

Upload on 01.Feb.2003
最近の練習では古今聖歌集を5曲づつ順番に歌っています。毎月4回の練習がありますので、この1年間で240曲の練習ができるわけです。古今聖歌集540曲を歌いきるには2年とちょっとかかる計算になりますが、古今以外にも増補版が50曲、試用版が118曲あります。2006年には聖公会としてこれらの曲を含んだ約600曲の正式な本格版改訂聖歌集が出版される予定です。生きているうちにどれだけたくさんの聖歌を歌うことが出来るのでしょうか?

Upload on 06.Jan.2003
新年あけましておめでとうございます。今年は24回の礼拝に聖歌隊として奉仕しますので、入堂聖歌、奉献聖歌、陪餐聖歌、退堂聖歌を含め、120曲以上を礼拝で歌うことになります。隊長から今年のアンセム表が全員に渡されましたが、難曲も結構の数があります。より良いハーモニーを神様にお届けすることができるように、心をひとつにして聖歌隊活動を行っていきたいと思っています。恵み深い全能の神よ、私たちの唇を清め、その足らざるを補い、主の栄光をあらわすことができますようにお導きください。


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