Last updated on Mar.07, 2024

今月の一言

明治時代初期、外国人宣教師がキリスト教の伝道のために来日、その際に日本にリードオルガン(足踏み式オルガン)が持ち込まれ、教会や学校の音楽教育のために使用されることになりました。私の子供の頃、小学校で女の先生が弾いている足踏み式オルガン(リードオルガン)に合わせて、大きな声で唱歌を歌った思い出があります。聖路加にもとても古いリードオルガンが最近までチャンセルの隣の通路にありました。さて、1936年12月に聖ルカ礼拝堂が聖別された当時の写真が残っていますが、チャンセルの左側に、現在と同じオルガン用の木の枠が写っています。正確には1937年に聖路加にハモンドオルガンが導入されたという記録が残っています。ハモンドオルガンは1934年、ローレンス・ハモンドによって発明されたものです。そして製品化されてから1938年までの5年間に世界で約2500台のハモンドオルガンが販売されました。これはハモンドオルガン・モデルA型という初期のもので、日本ではフェリス女学院、神戸女学院、そして聖ルカ礼拝堂の3台しか確認されておらず、現在稼働できているものは聖ルカ礼拝堂だけといいますから、大変貴重なオルガンなのですね。同時にもう部品が残っていませんので、大事に使用しなければなりません。

今までの一言
(2024年) (2023年) (2022年) (2021年) (2020年) (2019年) (2018年) (2017年) (2016年) (2015年) (2014年) (2013年) (2012年) (2011年) (2010年) (2009年) (2008年) (2007年) (2006年) (2005年) (2004年) (2003年) (2002年) (2001年) (2000年) (1999年)

今後のアンセム予定表
礼拝日
アンセム名(作曲者名)
邦訳
3月10日
大斎節第4主日
Drop,drop,slow tears
(O.Gibbons)
静かに涙を流しながら
3月24日
復活前主日
Blessed are the pure in heart
(W.Davies)
心の清い人は幸いである
3月31日
復活日
This joyful Eastertide
(W.Harris)
この楽しい復活祭の季節
4月14日
復活節第3主日
In Joseph's lovely garden
(T.Spanish)
ヨセフの愛の園にて
4月28日
復活節第5主日
Lift High the Cross
(S.Nicholson)
掲げよ愛の十字架


Hear our voices
TITLE(奉唱年、K=軽井沢)
AUTHOR
容量/演奏時間
O.Gibbons
3.03MB/2.38
W.David
2.27MB/1.58
W.Harris
4.42MB/3.51
T.Spanish
3.89MB/3.23
S.Nicholson
3.73MB/3.15
聖ルカ聖歌隊で歌ってみたいと思っている方へ。
聖歌隊は宗教音楽の合唱団ではありません。歌をもって礼拝に奉仕しているキリスト教の団体です。 ですから、宗教音楽を上手に歌いたいというだけの理由では入隊できません。 入隊を希望される方はクリスチャンあるいはキリスト教への求道者であることが前提です。 もちろん、難しい宗教曲を歌うわけですから、入隊希望時にオーディションもあります。 また、月2回の礼拝奉仕、それに対応する礼拝後の練習にも出席していただかなければなりません。 求道者の方は聖歌隊活動を通してキリスト教に対する関心と理解を深めていただけると信じています。 ご関心のある方は遠慮なくお問い合わせください。
今年の練習場所はこちらへ。 今年の奉唱アンセム予定に関してはこちらをご覧ください。
whitsunday2018
聖路加国際大学聖ルカ礼拝堂
住所:
〒104-0044
東京都中央区明石町10-1
電話:
03-5550-7043
司祭:
シモン・ペテロ 上田憲明
隊長:
クリストファー 大西信一
Welcome to the St.Luke's International University Chapel Choir.
This page is maintained by Christopher S Onishi.



このページは毎月の第一週に更新されています