今までの一言(2020年)

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Upload on Dec.01,2020

コロナ禍のクリスマスイブはこのようになる。12月24日(木)降誕日前夕の礼拝は大学のアリスホールで午後6時から行う。聖歌は聖歌隊だけで歌う。チャントはなし。聖歌隊席、会衆席ともに隣の席を空ける。アリスホール400人定員のところ、150人の収容予定。礼拝は全て事前予約制。礼拝後の病棟キャロリングは中止。深夜礼拝は予約制で通常の礼拝(天使ミサは中止)を行う。しかし、暗いことばかりではない。新しい試みとして屋外でキャロルを歌う。24日午後5時から、聖歌隊は大学の校庭で密にならないようにマスク着用してキャロル(今年の場合は聖歌)を歌う。会衆にも呼びかけ、一緒に歌う。多分とても寒いし、暗い。しかしそれが一筋のキリスト降誕の喜びの表現である。当日雨が降らないことを切に祈る。


Upload on Nov.03,2020

昨日は19時から臨時チャペルで例年行っている「レクイエム奉唱」に代わり、「逝去者記念の式」を行いました。聖歌隊の22名が参加し、説教後にモーツアルトのレクイエムから「ラクリモサ(涙の日)」を奉唱しました。2月末の礼拝からコロナのために聖歌隊活動は8か月中断していましたが、隊員の歌声はブランクを感じさせない素敵なものでした。この「ラクリモサ」はモーツァルトの絶筆(8小節、"judicandus homo reus:" まで)で、9小節以降はジュースマイヤーの補筆として知られています。歌っている私たちには、そんなことは分かりませんけどね。
さて、年内の聖歌隊活動は通常の礼拝奉仕はお休みせざるをえませんが、12月のクリスマスイブにはこれも例年行っている「唱詠晩祷」の代わりの「夕の礼拝」に奉唱する予定です。400人入るホールに150人程度の人数制限をして1時間以内の礼拝というのが、病院の感染対策としての指示のようです。これから何回かの打ち合わせの結果、「コロナ禍におけるクリスマス」を迎えることになります。がんばりましょう。


Upload on Oct.01,2020

11月のレクイエム奉唱が中止となり、フェスティバルの方々にその旨、メール等でお知らせしました。一様に「残念だけどこの状況では仕方ないですね。また来年歌えることを期待しています」というお答えでした。「今度は新しいチャペルで歌えますね」と書かれたメールもありましたが、チャペル改修工事はコロナの関係で日程が遅れているようです。来年、レクイエム奉唱ができたらいいですね。さて、今年の11月2日はレクイエム奉唱の代わりに「逝去者記念の式」が行われることになりました。逝去された方々の名前を司祭が読み上げ、その魂を祈る礼拝です。例年と違い、参加者は大変少ないと見込まれることから、聖歌隊有志が参加して聖歌やアンセムを歌うことになりました。感染症対策として会衆席に距離をおいて座り、マスクをして歌います。合唱というわけにはいかないと思いますが、聖歌隊が奉仕する礼拝は8か月ぶりです。久しぶりに声を出す怖さに打ち勝って、気持ちをひとつにしたいと思います。逝去者記念礼拝は11月2日(月)の19時開始です。


Upload on Sep.01,2020

2月末の礼拝で奉仕してから半年が経ちました。この間、世界のコロナ感染者数は増え続け、2500万人が感染し、90万人が死亡しています。有効なワクチンも開発されず、もし出来上がったとしても世界中でワクチン獲得合戦が起こり、先進国のお金持ち国家が優先してワクチンを使うのでしょうか。聖歌隊はこの間、いろんな合唱用とされるマスクが開発されましたが、それを試す気にもなれませんし、もともと高齢化が心配されている隊員が多いので、まだまだ外出を控える我慢の日がこれからも続いていくことでしょう。その我慢の中から少しづつ芽が出てきて、どこかのチャンスで再び奉唱できることを祈りましょう。
憐れみ深い神よ、病気の人、恐れている人、孤独な人と共にいてください。 その孤独の中で、慰めとなり、その不安の中で、希望となり、その暗闇の中で、光となってください。 十字架の上に一人苦しみ、栄光のうちにあなたと共に統べ治められる方わたしたちの主、イエス・キリストによって。アーメン


Upload on Aug.01,2020

明らかにコロナの第2波は来ているのに、国は無策のように思えてなりません。観光業者の苦境も分かりますが、なぜ今Go to トラベルなんでしょうか?2回目のアベノマスク配布が中止になったのは当然ですが、どうも国民と政府の認識はズレています。国会がお休み?何を考えているのでしょうか?今年の梅雨の大雨で被害を被った多くの方々が汗を流している時に、国会が予定通りお休み?何も考えていないとしか思えません。コロナ対策しかり、豪雨被害対策しかり、やることは山ほどあるでしょうに。「緊張感を持って」だの、「躊躇なく」だの、もう何度同じ言い訳を聞いたことか。(以上が私個人の思いです)
聖路加の主日礼拝は予約した信者の方々により、感染に注意しながら現在は守られています。この先どうなるのかは私たちには分かりません。聖歌隊の活動もここにきて先が全く見えなくなってしまいました。我慢の毎日です。
主が憐れみをもって、私たちの悩みを顧み、愁いと恐れを取り除き、み顔の光によって私たちに主を仰ぎ見る力と希望を注いでくださいますように アーメン


Upload on Jul.01,2020

7月12日から聖路加では礼拝が再開されるということになりました。もちろん数々の制限下、工夫して礼拝は行われます。素直に嬉しいことだと思いますが、聖歌隊の活動はまだまだ先のことです。世界では1000万人以上がコロナに感染し、50万人以上の方々が命を落としています。コロナの勢いが衰えているわけではありません。まだ戦いの中に私たちはいるわけです。東京でも感染者数が高止まりしており、決して安心できる状況ではありません。今まで我慢していた私たちは、礼拝再開は次の戦いのステップに入ったと認識すべきでしょう。特に高齢者の多い聖歌隊の方々は命を大切にするためにも慎重に行動してくださるようお願いいたします。
希望の源である神よ、 わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、 世界のすべての人と助け合って、 この危機を乗り越えることができるようお導きください。 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン


Upload on Jun.01,2020

政府の緊急事態宣言も解除され、しだいに世の中が戻ってきてはいます。しかし、世界では600万人以上がコロナ感染し、37万人以上の死亡者がでています。そして今日現在、人類は有効なワクチンや薬の開発に成功していません。聖歌隊は6月一杯、活動休止を延長しています。
「いつくしみ深い神よ、 新型コロナウイルスの感染拡大によって、 今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。 病に苦しむ人に必要な医療が施され、 感染の終息に向けて取り組むすべての人、 医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。 亡くなった人が永遠のみ国に迎え入れられ、 尽きることのない安らぎに満たされますように。 不安と混乱に直面しているすべての人に、 支援の手が差し伸べられますように。 希望の源である神よ、 わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、 世界のすべての人と助け合って、 この危機を乗り越えることができるようお導きください。 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン」


Upload on May 6,2020

世界の新型コロナウイルスによる感染症者は350万人を越え、東京でも5千人を越える勢いで感染者が増えています。聖歌隊は先月に引き続き、その活動を休止しています。高齢者の多い聖歌隊の皆様、家に閉じこもりがちでありましょうが、少しでも身体を動かし、精神的、肉体的な健康を保ちましょう。そしてまた奉唱できる日を待ち望みましょう。
「世の救い主よ、主は十字架の苦しみによってわたしたちを贖われました。どうか、わたしたち、ことにこの度の新型コロナウイルス感染症の苦しみ、不安の内にある人々を救い、癒しのみ手を差し伸べてください。また、医療と看護に携わる人びとの働きを助け導き、み力をもってその人びとを守り、励ましてください。主イエス・キリストによってお願いいたします アーメン」


Upload on Apr.1,2020

3月25日付けで東京教区主教から以下の通達が出されました。「公的機関からの情報等を基に、 今後の方針が定まる迄 3 月 29 日(大斎節第五主日) 以降の公開の礼拝(公祷)の休止を継続すること」これにより、 聖歌隊は4月一杯、その活動を休止することを決定しました。ちょうど復活日を迎える大切な時期に、このような試練を経験することになりました。私の友人にもついにコロナ感染者がでてしまい、身近に恐怖と不安を感じる毎日です。 祈りとともに過ごしましょう。
「主イエス・キリストよ、あなたは、隣人を愛して助けを必要とする人に手を差し伸べ、 その人をご自身と思ってそれを行うように、と教えられました。 不安のうちにあるこの時、わたしたちに力をお与えください。 恐れている人を慰める力、病人の世話をする力、一人ぼっちでいる人に、わたしたちの愛とあなたの愛を確信させる力。 主のみ名によって。 アーメン」


Upload on Mar.3,2020

新型コロナウイルス感染が新しい局面に入ってきました。人から人への感染、それも飛沫感染が大きな原因だということ。換気の悪い空間で不特定多数の人間が集まる場所での感染が確認されていること。高齢者への感染が最も厳しい状況になることなど、これによって日本全国で感染対策のために数々のイベントが中止されています。まだ有効なワクチンも見つからず、中国、韓国、イタリア、イランなど、多くの国の方々がウイルスの恐怖におびえた生活を送っています。カトリックでは2週間の礼拝を含む全ての集会を中止したり、非公開にしました。聖公会でも横浜教区は2週間の礼拝等を中止にしました。東京教区でも主教から礼拝等に関する感染予防のための措置が発表されています。政府は全国の小学校、中学校、高校等に対して休校するように要望を出しており、日本経済もズタズタにされています。聖歌隊もとりあえず練習を中止としました。何という試練なんでしょう!この異常事態が早く終息されることを全ての人類が祈っています。


Upload on Feb.10,2020

新型コロナウイルスが中国を中心に猛威をふるっています。米国ではインフルエンザで多くの方々が亡くなっています。東京教区でも主教からの注意喚起があり、聖路加では陪餐時の手指消毒等、気をつかった礼拝となりました。もちろん日頃から聖歌隊隊員は人一倍自分の喉の管理を怠ることはできません。今回のウイルス騒動だからということではなく、上質な奉唱を行うためにも体調管理には特に気をつかいましょう。
9日の礼拝後、研修室Bにて今年の聖歌隊総会が開かれました。ケビン司祭、上田司祭にも参加していただき、今後の聖歌隊の課題について活発な話し合いを行いました。隊員の全員が思っていることや、心配していることを吐露する場としては、この年1回の総会はとても大切な場です。聖歌隊の歌唱に関する技術的なことがらや、隊員の出欠問題、高齢化問題等、考えることは山積みですが、総会の場だけではなく、日ごろから風通しの良い聖歌隊でありたいものです。
隊長から今年の奉唱予定曲が発表されました。全曲をこのページの下部からリンクしてあります。今まで奉唱した音源もMP3ですがのせてあります。曲の意味とともによく予習されることをお勧めします。


Upload on Jan.10,2020

街はお正月一色ですが、6日の顕現日まではまだメリークリスマスです。昨年のイブ礼拝やキャロリング、深夜礼拝など皆がんばりました。疲れは取れたでしょうか?さすがに高齢化が進んでいる聖歌隊は、足元に不安をかかえる隊員も多くなり、奉唱以外に気をつけなくてはならないファクターが毎年のように増えています。今年はどんな聖歌隊活動になるのでしょうか?御心のままに、変わらず主を賛美する奉唱を続けていけばいいのですが、声を出すという人間の営みは多くの方々の気持ちが交差します。神様はその曲がり角で交通整理は行ってはくれません。前に行くか後ろに戻るのか、あるいは左右どちらかにぶれるのか、悩ましい日々が続きます。求めよさらば与えられんとの言葉を信じて、求め続けていく迷える子羊たちに憐れみをお与えください。


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