今までの一言(2021年)
次の日曜日から聖路加の主日礼拝が再開されます。礼拝には予約が必要となります。東京都の新規感染者数はかなり低い水準で落ち着いていますが、やはり感染予防下の礼拝ですので、聖歌隊の出番はまだまだありません。今月の24日のイブ礼拝は昨年同様、大学のアリスホールで行われますが、聖歌隊はそれに参加して奉唱します。昨年行った屋外でのキャロリングは最近の隊員の健康状態等を考えて中止となりました。 |
コロナ新規感染者の数は東京では現在、毎日50人以下で落ち着いており、12月からは制限下の礼拝が再開されるようです。聖歌隊は11月2日の夜、臨時チャペルで逝去者記念礼拝に参加する予定です。感染対策下とは言え、やっと先が少しづつ見えてきたような気がします。そんなにすんなりと上手くはいかないでしょうが、礼拝奉仕できる日は近いかもしれません。 |
聖歌隊の夏合宿の歴史について先々月から書いています。今まで53回の夏合宿がありましたが、そのうち1回だけは場所を変えて行っています。1970年第4回の合宿は軽井沢ではなく清里の清泉寮に宿泊し、聖アンデレ教会で礼拝奉仕しています。その様子はこのページでご覧ください。清里の礼拝でオルガンを弾いてくださったKarl Eldridge Branstad氏(1898-1971)(ブランスタッド先生)について、一言触れようと思います。何故なら、代々の聖路加聖歌隊の隊長(田島・関・大竹氏)はブランスタッド先生に教会音楽を教えられた人たちだからです。先生は1927年から戦争を挟んで1966年まで、39年の間、立教の教授及び聖歌隊隊長として日本聖公会における教会音楽・頌詠礼拝の確立に尽力し、純粋に教会音楽を礼拝の中に位置づけられた方です。その人柄や成し遂げたことについて短く語ることは不可能ですが、残された多くの教えの中から、1955年に書かれた先生の一文をご紹介したいと思います。「教会音楽に対して取るべき我々の態度について述べよう。一番大切なことは、常に高い水準を目指すことで、もし我々が演奏会で要求し望むよりも低い水準で満足するならば、全能の神に対して価値のないものを捧げていることになる。我々は常に、十分な準備と訓練を心がけねばならない」。カール・E・ブランスタッド |
コロナ禍での礼拝再開はまだ時間がかかるようです。特に聖路加は病院ですので、慎重に事を運ばなくてはなりません。聖歌隊が礼拝奉仕できるのはまだ先のこと。今年のクリスマスには様子が変わっているといいですね。 |
去年と今年の夏の軽井沢合宿は中止となりました。コロナが原因ですので、仕方ありません。それで、聖歌隊の軽井沢合宿の歴史について書いておこうと思います。 |
昨年の12月27日から東京教区では「礼拝・公祷の一斉休止」となっており、再開は「医療提供体制レベル3」になることが目安だと繰り返し説明がありました。この「医療提供体制レベル」を調べましたが、多分 このページのことを指すのだと思っています。先月の20日、国の「緊急事態宣言」が解除され、「まんえん防止等重点措置への移行」となった時点で、教区は待ちきれない様子で「礼拝・公祷の一斉休止」を解くことを決定しました。休止を解くということは再開することではありません。各教会の状況を見ながら、そろりと歩き出すことを意味しています。私たち聖路加礼拝堂でも委員の方々が議論しながら、そのうち何らかの情報が与えられるのでしょう。しかし東京都の「医療提供体制レベル」は今日現在も「4」の表示のままで、残念ながらむしろ新規感染者数は増加の傾向があります。まあ、これまで1年半近く待っているわけですから、礼拝堂の修復と同じで、じっと待つぶんにはもう慣れています。 |
この場所は聖路加聖歌隊の情報を書く場所だが、すでに1年間以上、その活動が休止している今、それ以外のことを書くことを許してほしい。 |
例年、5月に聖歌隊は近隣教区の教会を訪問し、礼拝奉仕とミニコンサートを行っていました。礼拝前日に近くの旅館等に宿泊しますので、「春のミニ合宿」と呼ばれるようになりました。第一回のミニ合宿は1995年、聖路加の鎌倉セミナーハウス「アリスの家」に宿泊、練習し、翌日曜日に鎌倉聖ミカエル教会で礼拝奉仕した記録が残っています。その後10年間のブランクがありましたが、2005年、横浜教区の逗子聖ペテロ教会を訪問してからこれまで毎年、ミニ合宿は続いていました。残念ながら昨年と今年はコロナで中止となっています。聖歌隊の礼拝奉仕は聖路加のチャペル以外にも与えられた場所があったということでしょう。次に聖歌隊が礼拝奉仕できるのはいつになるのか、その時まで力を蓄えてじっと待ちましょう。 |
イースターおめでとうございます。昨年の12月27日以来、聖ルカ礼拝堂における公祷(礼拝・集会)は休止しています。公祷という言葉も最近はあまり違和感を感じなくなっていますが、よく考えると何だか変な言葉ですね。早く礼拝で皆さんと顔を合わせたいと思っていますが、東京都の感染状況はかんばしくありません。聖路加の医療関係者のワクチン接種は終わったようですが、ワクチン接種したからと言って世の中がすぐに元に戻るわけでもありませんし、まだまだ我慢の毎日が続きそうです。 |
最後の主日礼拝奉仕日から1年が過ぎました。12月27日(降誕後第一主日)以降、東京教区における礼拝・公祷(会衆参加の礼拝・公祷)が休止されています。政府は緊急事態宣言を来週にでも解除したいようですが、専門家は慎重な様子です。教区は東京都の医療提供体制警戒レベルが「3」になるなどを目安に、礼拝・公祷を再開するとしています。この「医療提供体制警戒レベル」というのをネットで調べてみましたら、6指標のうち東京都は今日現在、10万人あたりの療養者数がまだレベル4の段階(体制がひっ迫していると思われるレベル)のようです。指標が6つもありますから、なかなか難しいようです。礼拝再開と言っても、感染防止策のもとでの礼拝ですから、人数制限などは以前と変わるわけではありません。聖歌隊が奉唱できる礼拝はもっと先のことです。が、待ちましょう。 |
毎年2月2日はイエスが生まれてから40日目にあたり、この日は聖公会では「披献日」という祝日です。マリアとヨセフが律法の定めによって、幼子イエスをエルサレムの神殿に連れてきた時に、シメオンがイエスを抱いて「シメオンの賛歌」を歌ったという日です。聖歌隊はこの祝日のあたりに「When to the temple Mary went(Eccard)」を奉唱します。 |
昨年の大学校庭でのキャロル奉唱。寒くて暗い中19名の聖歌隊隊員が歌いました。短時間ではありましたが、主のご降誕の喜びの歌声が近所の人や病院に入院している人に届いたでしょうか?今のところ体調を崩したという隊員からの報告はありませんので、どうにか風邪をひかずに新年を迎えたことと思います。コロナ感染者数増加が止まらない不安のうちに迎えた2021年。国内のコロナ発生状況は:現在感染者数42,029名:死亡者数3,679名。今週末から政府は緊急事態宣言を出して、感染の収拾をはかるようですが、遅きに失するというのが私の感想でしょうか。効果が現れて、世の中が少しでも普通に戻り、あちこちで笑顔を見ることができるのは、いつの日なんでしょうか。その日を待ち望んで、私たちは自分で自分の身体を守るという毎日を送らなくてはなりません。 |