今までの一言(2007年)

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Upload on 6 Dec.2007

10月からケビン・シーバー執事が聖路加にチャプレンとして勤務されています。テキサス生まれですが、日本語をお話するに不自由はありません。今は前の勤務先である三光教会の近くにお住まいですが、来年からは築地にお引っ越しされると聞いています。聖歌隊としても英語のアンセムが多い中、言葉の意味や発音などでご意見を伺えることは幸せなことで、大歓迎しています。さて、今年のクリスマスイブ、深夜礼拝の「天使ミサ」に上田司祭とシーバー執事がデビュー(?)します。ご期待ください。午後10時半からチャペルで行います。



Upload on 6 Nov.2007

2日、諸魂日のモーツアルトのレクイエム奉唱が終わりました。今年は37名の外部からの方を含んだ61名でのフェスティバルクワイアーとなりました。120部刷っていたプログラムが足りず、急遽50部追加しましたので、チャペルには170名近くの方々が来られてレクイエムをお聴きになり、様々な思いで亡くなった人の魂の平安を祈りました。1年に1回のこのチャペル行事をささえるために、チャペル関係者のみならず、多くの外部からのご協力をいただいたことに感謝したいと思います。来年はケルビーニのレクイエムを奉唱する予定です。



Upload on 5 Oct.2007

夏から秋と季節が変化するにつれ、体調の管理が大切になってくる。寒い日が続いたと思ったら、急に暑さがぶり返すような温度変化に、老年化した身体がついていけないことがよくある。聖歌隊員も夏合宿の疲れがとれ、ちょっと油断するとレクイエム練習に風邪をひいて参加することになる。これからクリスマスまでの3ヶ月は聖歌隊にとって結構忙しい時期である。神様の御用に役立たないことがないように、手洗いとうがいは欠かさないようにして喉を守っていきたい。ところで、今年のモーツアルトレクイエムの奉唱は、舞台の関係で新しい奉唱参加希望者をお断りしている。大変残念なことであり、申し訳なく思う。来年度からの工夫に期待してほしい。



Upload on 7 Sep.2007

軽井沢の合宿も無事終わり、暑い都会へ帰ってきた。合宿は朝7時の早祷 に始まり、一日8時間の練習がある。金曜日の朝から歌いっぱなしで、日曜日のショー記念礼拝堂でミニコンサートをやる時は、ほとんどの隊員が歌い疲れの状態である。それに加え、毎晩遅くまで参加自由ではあるが懇親会(?)という名目の飲み会があるので、睡眠時間も少なく、本当に良い演奏会ができたのか疑問も残る。来年からは、せめてコンサートの前日はよく寝て、いいコンディションで礼拝とコンサートにのぞみたいと思っている。さて、今年のレクイエムはモーツアルトである。



Upload on 6 Aug.2007

聖歌隊のイベントは圧倒的に年の後半に集中している。今月は軽井沢夏合宿の企画、実行の月となり、来月からはレクイエムの練習が始まり、奉唱会が終わるとすぐにクリスマスの練習からイブ礼拝を迎える。あっという間である。毎年のことだから、昨年のプログラムの修正で済むかと思いきや、今年はイブ礼拝式文の全面改訂が必要となってきた。聖歌が新しくなったためである。パソコンのDTPソフトもOSが変わったことで、新しいものとなった。今までのプログラムを作成してきたソフトとの互換性にも若干の問題がある。悩ましい問題が山積みである。
今年の軽井沢ショー記念礼拝堂でのプログラムはここをご覧ください。



Upload on 7 Jul.2007

祈祷書の聖餐式には「歌いまたは唱える」と注記された礼拝文が多数ある。歌うにしろ、唱えるにしろ、礼拝に参加している全員が気持ちを合わせて一斉に行えば奇麗に収まるが、世の中にはせっかちな人やゆっくりした人も多く、なかなか揃って唱えるのが難しい場合がある。歌う場合はオルガンが先導してくれるので、唱えるよりは揃いやすいのだが、時間がかかる。聖路加の礼拝では一部を唱え、また歌っている。井原前司祭の時代から、歌える部分を増やしていこうという気運があり、今回は記念唱を歌おうということになった。いろいろ検討した結果、「The Hymnal 1982 Service Music S134」のメロディを使うことになった。簡単なプレインソングなので、会衆には暗譜してもらい、7月から歌う予定である。他方、礼拝時間が長くなるという批判もあると聞く。礼拝時間は万人の人の予定に合わせて行っているわけではないので、それは仕方のないことでもある。ただ唱えるだけの礼拝があっても、それはそれでいいのではないかと考えている。また、沈黙し思いを巡らせる時間も必要であろう。神を賛美し感謝するのに時間の制限のことを考えなくてはならないことが寂しい。



Upload on 8 Jun.2007

隊員の玉木君が急逝してからちょうど1年が過ぎた。玉木君は病院の医事課のマネジャーとして忙しく活躍しながら、また、国内外の医療奉仕に率先して行動を起こしながらも、いつもチャペルの事を心配し、聖路加の基本理念であるキリスト教の精神を実践しようとした、聖歌隊の中ではたった一人の病院職員の隊員だった。聞くところによると、残された由美夫人は玉木君の意志を継ぐために、勤められていた学校を辞め、国際協力について勉強し、バングラディシュでの海外医療協力を目指しているらしい。頭の下がる思いである。私たち聖歌隊もただ単に礼拝奉仕しているだけではなく、病院付属チャペルの聖歌隊として何ができるかを真剣に考える必要があるだろう。玉木君とはよく話した「病院とチャペルの関係」が、彼がいなくなって希薄にならないようにしたい。



Upload on 3 May.2007

聖歌隊のミニ合宿が4月14日の土曜日、約20人が参加して神奈川県の足柄にある「いこいの村あしがら」で行われました。昼過ぎから練習が始まり、夕食をはさんで夜の終祷まで、翌日礼拝奉仕する教会で歌うアンセムやチャントなどを練習しました。終祷後は温泉に入ったり、定番の懇親会で夜遅くまで話が盛り上がったりと、各自自由に楽しみました。翌朝は早起きして横浜教区、小田原聖十字教会にむかいました。礼拝奉仕を終え、続く愛餐会では教会の昼食をごちそうになり、おみやげに「手作りママレード」を全員分いただきました。又、一部の隊員は茅ヶ崎で小田原聖十字教会の司祭をかこみながら打ち上げを行ったりと、充実した日曜日を過ごしました。男声合唱の「箱根八里」を急遽練習し、愛餐会で披露できたことも成功でした。他教区での礼拝奉仕は、その教会独特の礼拝が経験できることや、いつもとは違った司祭の説教が聞けることなど、私たち聖歌隊には良い経験と刺激になります。来年はどこの教会で奉仕することになるのでしょうか?楽しみです。



Upload on 9 Apr.2007

私たちが礼拝で奉唱するアンセムには邦人作曲家の方のものがいくつかあります。何十年も前に作曲されたものが多いので、ネットで調べようとしますが、ほとんどの場合、その作曲家の経歴にすらたどり着くことが出来ません。失礼な話ではありますが、今現在、作曲家の方がご存命かどうかも分からないことがあります。そういう多くの曲の中で、私たち聖ルカ聖歌隊が最も多く奉唱している「聖霊降臨日のプロパー」を作曲なさった島岡譲先生のことを中嶋恒雄さんという作曲家の方が詳しく説明しているページを見つけました。プロパーが作曲された1953年当時、島岡先生がご自分の音楽作曲と信仰との間で揺れ動いていたという著書からの抜粋を拝見し、ますます大切にこの曲を歌わなくてはならないと思いました。ぜひページをご覧ください。
http://www.geocities.jp/nakajima_netgall/shimaoka.html



Upload on 7 Mar.2007

昨年の11月に発刊された聖歌集に、続々間違いが発見され、訂正シールや正誤表などが配られてきました。まだ購入していない他の教会の人からは「思った通りだ。早く買わなくて良かった」とか「あわてて買った人は可哀相ね」とか言われ、早期に購入した私たちは悔しい思いをしていますが、今となっては初版で買った聖歌集は貴重なものと思い込んで自分たちを慰めるだけです。日本聖公会の正式な礼拝用書なのに、何故導入時期を各教会にまかせたのか、多くの箇所で間違いがある現状が答えを出しているような気がします。それほどに聖公会はだらしなく、ある意味ではいい加減な(「そこの所が聖公会はいいんだよ」と分かったような口をきく人も多いのですが)宗教団体だと再確認している今日このごろです。歌詞だけではなく、音符まで間違えている数百冊の聖歌集を訂正する作業はとても大変です。今回の事態を聖公会の幹部の方々はどのように考えておられるのでしょうか。もう少し謙虚な気持ちと、誠実な気持ちで仕事をしなければ、そのうちに聖公会から主は去られるのではないかと懸念しています。



Upload on 2 Feb.2007

現在、聖路加聖歌隊のアンセムはROLANDのR-09で録音しています。内蔵マイクでも結構よく録れますし、1ギガのSDメモリーカードで1時間の録音が可能です。録音後はパソコンに直接USB接続で曲を保存し、手軽に扱えるようになりました。ところが今月、思い立って、過去10年間の聖路加聖歌隊の声の編集を始めてしまいました。これまで軽井沢の合宿や礼拝、クリスマスで歌った時に録音したメディアは、50枚以上のミニディスクになっています。それをパソコンに取り込み、聞きながら1曲づつに整理し、音量をノーマライズし、AIFFという形で保存します。どの曲も当時の事が思い出されて、うまくはなくても捨てることが出来ません。念のためCDにも焼いて保管しようと思います。気がつくと部屋の中はメディアと機器と配線でごちゃごちゃになっています。いつになったら終わる作業なんでしょうか!?



Upload on 5 Jan.2007

皆様、あけましておめでとうございます。今年も聖路加聖歌隊は神様のみ心にかなうように、精一杯練習にはげみ、礼拝で良い奉仕ができるようにがんばります。応援してください。
昨年は一昨年の井原司祭に続き、隊員の玉木君が天国に召されるという辛い出来事がありました。神様は聖歌隊でもつくるつもりなんでしょうか? おーい、玉木君、そちらでもがんばってね。活躍を祈ってるよ。
聖路加の聖歌隊がどんどん老年化しているように感じます。なかなか声のビブラートを押さえることが難しくなってきました。今さら腹筋を鍛えるのも難しいし、神様が私たちに若い声の持ち主を与えてくださるように、祈るばかりです。
上田執事が、今月の20日に主教座聖堂で司祭按手を受けられます。私たち聖路加聖歌隊は喜びをもって按手式で奉唱するつもりです。これからもご指導よろしくお願いいたします。



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