病気の記録(1)(2)  エルヴィスはがんばっています。


Last updated 31.Dec.2000

12月13日(水)

エルヴィスは12月13日の午後、散歩から帰って突然41.6度の高熱で意識が薄れ、息が荒く呼びかけにも全く応じない状態となってしまいました。すぐに獣医さんが駆けつけ、いろんな注射や点滴をうけました。何かの感染症との診断です。この日採血しました。夜、意識が戻りましたが、立ち上がることや動くことは出来ません。

12月14日(木)

朝体温は40度、うつらうつらの状態。前日に引き続き抗生物質の投与やリンゲル、ブドウ糖の皮下注射。おしっこマットを購入。多少吐き気あり。食欲なし。夜体温40度。獣医さんからちょっと厳しいと言われる。

12月15日(金)

朝状態は変わらず、少し身体に震えがくる。体温39.3度。昨日まで頭を冷やしていたが今日からは部屋を暖房する。このまま衰弱していくのを警戒。この3日間、獣医さんから同じ治療を受ける。採血の結果は特に異常な数値が見あたらない。夕方6時、体温39度、もしやと思い鼻先に好物のチーズをくっつけると食べる。急いで獣医さんに報告。吐かないことを祈る。明け方、身体を動かし立ちたがる。この3日間で初めて伏せの状態で20分程度がんばる。少し呼吸が荒い。

12月16日(土)

朝体温39度。11時、少々の白身魚、ささみを手から食べる。昨日まで水は注射器で飲ませていたが、今日は自分から水を飲む。煮干し5本。立ちたがるので補助するが後足がきかず、前足もすぐにおれてダウン。立つと息がはずむ。1時間程度伏せの体勢。夜、白身魚、ささみ、薬入りのカステラを食べる。藍君、米国から帰国、成田から直行でお見舞いに来てくれる。喜ぶ。立ちたがるが無理。

12月17日(日)

朝体温38.3度。ささみ、じゃが芋、パン、と水の朝食。午前中に2分程度補助してやり立ち上がる。立つとふらふらし息がきれる。前田君夫妻がお見舞いに来てくれる。しっぽを振って甘え声を出す。夜、補助してやり、立って食事をとる。

12月18日(月)

朝体温38.8度。今朝初めて便を取る。食事の内容は前日までと大体同じだが、今日からは補助が必要だが、立って少し動き食べるようにする。2、3歩動く。獣医さんのすすめでいつも食べていたドッグフードも少々混ぜて食べさせる。

12月19日(火)

朝体温38.9度。食事の量は普段の半分以下だが、食べてくれる。やはり長い時間立つことや歩くことが全く出来ないので、お腹の下にあてて立つのを補助する道具を自作するがサイズの問題やお腹を圧迫する事が分かり、断念。赤ちゃん用のおむつや、犬用のおむつのLサイズを購入するが、どれもサイズが合わず、とりあえずはおしっこマットを使用する事にする。

12月20日(水)

朝体温38.5度。朝食は白身魚、ささみ、しらす干し、パンのみみ。食欲があまりない。今までの経験から検温、おしっこマットの交換、便の掻き出し、体位交換等の時間割を決める。ほとんど一日中寝ている。獣医先生から寝たきりの大型犬の寿命は短いとまた言われる。がっくり。

12月22日(金)

朝体温37.6度。しきりに頭を持ち上げ立ちたいと訴える。夕食の時に今まで薬を隠してきたカステラの代わりにじゃが芋を使用するがバレル。東急ハンズにエルヴィス移動用の台車を問い合わせ、サイズに合ったものを探してもらう。外に連れ出すことが出来るかもしれないが、獣医先生にまだ感染症など心配なことがたくさんあると注意される。

12月24日(日)

朝体温38.3度。今日はクリスマスイブの礼拝があったが、教会をお休みして看病にあたる。エルヴィスにとって最後のクリスマスだから。ここ2、3日病状は安定しているようだ。おしっこやうんちの状態はいい。食欲は落ちてないし、今朝は4歩だったが、一生懸命に歩いて自分のベッドに戻った。まだまだ安心は出来ないが、希望は捨てない。

12月27日(水)

朝体温37.8度。状態は安定している。よく寝ている。東急ハンズで探していた台車はメーカーサイドの納期がかかることや、保管場所、価格等の問題であきらめ、合板の大きい板にキャスターを取り付けたものを作成することにして発注、年明けに試してみるつもり。部屋の絨毯が古いうえ、おしっこのシミなどで衛生的ではないので新しいものに取り替える。おしっこマットの取り替え時間がなかなか安定しない。

12月31日(日)

夜の2時、息荒く熱を計ると39度。念のため止めていた抗生物質を飲ませる。明け方38.5度。おしっこマットにおしっこの形跡がないので心配。朝食は伏せの状態で礼子の手から食べる。完食。立ち上がった時に多量に放尿する。うんちも自分でいきんで出す。最近ちょっと安心していたのでいろいろ反省。

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