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Last updated on 18 Dec.2007

えっ君、もう君がいなくなってから7年が過ぎようとしています。君が生きていたらもう19歳になるんですね。天国では年をとらないって誰かが言っていましたが、どうなんですか?パパは明後日でとうとう60歳になります。人間の60歳はシニアと呼ばれて、まあ、おじいさんの初めの部類に入ります。年金がもらえるし、映画館もシニア料金で安く入場できるし、いいこともたくさんあるけど、反面、身体がどこか悲鳴をあげているところもあって、なかなか難しい歳なんです。君がいないせいにするわけじゃないですが、寒いこの季節は散歩するのもおっくうだし、運動不足を歳のせいにしてはいけないですよね。
先週の早朝、何か枕元でごそごそ動くので、手を伸ばしたら君が丸くなって寝ているじゃないですか。そうだ、冬の季節はエッ君はパパ達の布団によくもぐりこんでフーフー言っていましたよね。それでしばらくすると、えっ君が手をかけて散歩に行こうと催促するじゃないですか。「まだ朝も早いし、眠いし、勘弁してくれよ」と考えながらも、ふと、「何故エッ君が2階にいるんだ?階段を昇れなくなったはずなのに?」と思って、「これは夢を見ているんじゃないか?」と気がつき、「おい。」という大きな声を出して起き上がりました。まわりはまだ真っ暗で、当然エッ君はいませんでした。でも、エッ君の感触はとてもリアルなもので、パパは本当に久しぶりに幸せな時間をかみしめました。時々はそんな形でもいいから、会ってお話しましょう。じゃ又ね。


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Mejiro Seikokai
St.Luke's International Hospital,Chapel Choir  (updated 06.Dec.2007)


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