Laudate Dominum

(主を賛美せよ)


  • 作曲:ヴォルフガンク・アマデウス・モーツアルト(1756 〜1791)

    モーツアルトの生まれたザルツブルグは当時、ローマ教皇庁領、領主はカトリックの大司教、しかも父レオパルドは大司教宮廷の副楽長を務める敬虔なカトリック教徒であり、こうした環境のもとにモーツアルトは多数の教会音楽を書きました。このヴェスペレはザルツブルク時代におけるモーツアルトの最後の作品です。ヴェスペレというのは晩課(夕べの祈り)のことで、この曲はその5番目の曲です。歌詞は前半ソプラノソロ(詩編117)と後半のコーラス、グローリア・パトリ(小栄唱)でl構成されています。

  • 歌詞:

    Laudate Dominum omnes gentes Laudate eum, omnes populi Quoniam confirmata est Super nos misericordia eius, Et veritas Domini manet in aeternum Gloria Patri et Filio et Spiritui Sancto Sicut erat in principio, et nunc, et semper Et in saecula saeculorum Amen

  • 邦訳:

    主を賛美せよ、すべての国よ。主をほめたたえよ、すべての民よ。その慈しみは私たちに力強く 主のまことはとこしえに絶えることがない。栄光は父と子と聖霊に。初めのように、今も、世々に限りなく アーメン

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