今までの一言(2006年)

(聖歌隊のページに戻る)



Upload on 13 Dec.2006

日本聖公会の新しい聖歌集が50年ぶりに改訂され発刊されました。長い間、3冊もの聖歌集を使っていましたが、やっとこれで1冊にまとまったわけです。その結果、聖歌集の1冊の重さが880グラムにもなり、ずっしりした感じです。580曲の聖歌と各種の礼拝式文曲譜が収められており、1冊3000円という値段です。早速、聖歌隊の全員が個人用に購入しました。これから長い付き合いになります。今まで暗譜していた聖歌も、曲が変ったり、歌詞が変ったりと、慣れるのにも時間がかかります。
ところで、今まで使っていた3種類の聖歌集はどうするんでしょうか?捨てるのももったいないし、かと言って、使い道もないし、どなたかいい案ありませんか?


Upload on 07 Nov.2006

諸魂日(11月2日)のフォーレのレクイエム奉唱が無事に終わりました。この1年間亡くなった130人の方々の魂へ、神様が永遠の安息を与えてくださるように歌い祈りました。フェスティバルクワイアーと聖路加聖歌隊の計64名が歌いました。チャペルのアッシャーや、その他の信徒の方々にもいろいろお世話になりました。毎年のことですが、2階席だけでは聴衆を収容できれず、3階席の一部までたくさんの人が奉唱会に参加してくれました。私たちの愛する人を失った悲しみは、なかなか消えませんが、今も神様はそのひとりひとりを愛し守ってくれていることを、少しでも感じることができた奉唱会だったらよかったと思います。来年は35歳で亡くなった、あの天才が作ったレクイエムを予定しています。


Upload on 05 Oct.2006

諸魂日(11月2日)に奉唱するフォーレのレクイエムの練習が始まっています。毎年この時期にお会いするフェスティバルクワイアー(聖路加聖歌隊以外で歌いにきていただける方々)とは、もう何年も一緒に歌っていますので、「やあ、お久しぶりです。お元気ですか?」という感じでお話します。ほとんどの方がどこかの教会や合唱団で歌っている経験者ですので、平均年齢が結構高いことなどを感じさせません。皆の気持ちを一つにして、この1年間亡くなった方々の魂の平安を祈り、神様が彼らに永遠の安息を与えてくださるように奉唱したいと思います。来月の2日(木)は是非、聖路加チャペルにお越しください。午後7時開演です。


Upload on 01 Sep. 2006

今年の軽井沢は、朝晩は若干寒いと感じましたが、日中はまずまずの気温でした。23名の隊員が参加して朝7時の早祷から真夜中の親睦会まで、歌と礼拝と食事の4泊5日間を過ごしました。ゴミの量もすごいもので、3回も車でゴミ捨てに行きました。よく飲みました。ショー記念礼拝堂での礼拝奉仕とミニコンサートも無事に終了することができました。お世話になった村岡司祭が来年でショーを去られるとの事、寂しいかぎりです。司祭のご健康と今後の活躍をお祈りします。
さて、軽井沢から帰ったらすぐに聖歌隊はレクイエム、クリスマスモードに切り替えです。夏ももう終わりなんですね。


Upload on 01 Aug. 2006

8月に入ってやっと梅雨があけたようです。今月は聖歌隊軽井沢合宿とショー記念礼拝堂でのミニコンサートが25日から始まります。合宿は今年で聖歌隊創立以来40周年を迎え、記念のTシャツが隊員に支給されるとの情報があり、楽しみです。今年のプログラムは2人の作曲者による同名のアンセムが3種類、増補版から2曲の計8曲となっています。是非27日のショー記念礼拝堂の礼拝におでかけください。例年のことですが、合宿の期間は専門のコックさんがメニューを考え、カロリーを計算した食事で、私たちの体調を整えてくれます。多少高くはつきますが、おかげで朝から晩まで練習に励むことができます。聖路加の病院施設である聖ルカハウスが格安で利用できることも有り難いことです。また、今年は上田チャプレンに「聖餐式」というテーマでお話を伺うことになっています。ショー記念礼拝堂のご協力で夜の練習場所の確保もできました。いろんな方々に支えられて、聖歌隊はレベルアップを目標としています。


Upload on 01 JUL. 2006

隊員の玉木君が心筋梗塞のため突然亡くなりました。6月4日のことです。45歳という若さで、天国に旅立ってしまいました。誰もが信じられず、耳を疑いました。聖路加国際病院の医事課マネジャーとして大活躍していた玉木君の忙しく動き回る姿は、同じ聖歌隊員として誇りでもありました。彼はどんなに仕事が忙しくても、聖歌隊のために病院との窓口を的確にこなしてくれました。毎年のクリスマスイブのキャロリングの手配、軽井沢合宿の手配、レクイエム舞台の手配等々。はにかんだ少年のようなあの笑顔を誰もが忘れることはできません。今頃は昨年主に召された井原チャプレンと一緒に、天国でやっぱり仕事中で忙しくしているのでしょう。玉木君、本当にありがとう。また会う日まで、さようなら


Upload on 12.JUN 2006

聖歌隊は毎夏、軽井沢で合宿を行っていますが、先月の第3日曜日の前日から山梨県の清里でミニ合宿を行いました。日頃の練習不足を補うことも目的でしたが、日曜日に清里聖アンデレ教会での奉仕を行うため、その練習にも時間をかけました。清里聖アンデレ教会は会衆席が畳の教会として有名です。当日は正座と、慣れないチャントの礼拝に結構緊張しましたが、どうにか無事に奉仕することができました。他の教会でのサービスを経験することは聖歌隊にとって貴重な財産となります。武藤司祭や信者の方々には大変お世話になりました。これからも機会がありましたら、他の教会での奉仕を計画したいと考えています。


Upload on 07.MAY 2006

聖路加聖歌隊の正式な服装であるキャソック、サープリスは、イギリスのWIPPELというメーカーのものをオーダーしている。1996年の初回注文のデーターを見てみると、25着のCassoks & Surplice で配送料と受取関税込みで1着あたり、28,000円程度かかっている。日本で注文するより、イギリスで買ったほうが割安であるというのは、その聖職者数の差によるものであろう。既製品ではなく、1着ずつの寸法によるオーダーメードであるので、体型の細かいデーターが必要であるが、この説明がなかなか難しい。何度かのメールのやりとりで、お互いに分かっているつもりでも、実際は細かいところで違ってくる。2000年に7着の追加注文をしているので、現在の聖歌隊所有のCassoks & Surpliceは32着という数字になり、現有隊員数(隊友を含み30名)を若干オーバーしている。感謝して大切に扱いたい。


Upload on 03.APR.2006

3月の最終日曜日の礼拝後、年に一度の聖歌隊総会が開かれました。聖歌隊の隊員数は1名増え、主日礼拝の平均参加者数は20名を超えました。昨年は井原チャプレンが亡くなり、悲しみのうちに聖歌隊は24回の礼拝奉仕を行いました。隊長からは正確な音程で歌うことを続けたことにより、音が下がることが少なくなったとお褒めの言葉をいただきました。また今年の目標としてポリフォニーの曲をこなせるように、練習時間をもう少し長く工夫し、さらにハーモニーを磨こうという隊長からの意気込みも感じることができました。今年の軽井沢での夏合宿は40周年になります。記念のTシャツを作ろう、とか、隊員全員に音叉を配って、もっと音取りを勉強しようとか、いろいろな意見が飛び交い、1時間半の時間があっという間に過ぎました。


Upload on 02.MAR.2006

聖路加の聖歌隊が1996年から2005年までの過去10年間に礼拝で奉唱したアンセムを調べてみました。94曲のアンセムを325回歌っています。これ以外に礼拝では聖歌を3曲程度歌いますので、結構たくさんの数、歌っていることになります。このなかには何度歌っても、しっくりこない曲や、音が下がってしまう曲など、ようするにまだまだ未完成と思われる曲が何曲か含まれています。それに加え、毎年新しいアンセムを数曲予定しており、歌う人間にとっては、なかなか厳しいものがあります。そういう困難を乗り越えて賛美の歌声を響かせることができるように、聖歌隊員は日頃の練習にはげまなくてはなりません。神様は見ておられます。


Upload on 02.FEB.2006

今月奉唱する2曲のアンセムは、幼子イエスが母マリアに連れられてエルサレムの神殿で老シメオンと出会う場面を歌った「When to the temple Mary went」と、山上の説教(昔は、山上の垂訓と言ったような気がする)の場面を歌った「Blessed are the pure in heart」です。歌詞が聖書の言葉そのものではないので、重い聖書のページをめくりながら、ついつい他の箇所も読んでしまいます。正直言って、聖書を全部は読んでいませんが、歌詞を理解するのにページを開くことが増えるのは嬉しいことです。それにしても聖書は重すぎますよね。


Upload on 06.JAN.2006

あけましておめでとうございます。昨年は津波や地震、大きな鉄道事故などの痛ましいニュースが私たちの気持ちを暗くしました。聖路加聖歌隊では井原チャプレンが主に召され、大きな支えを失った年でもありました。神様の私たちに対する試練は、まだまだ続くでしょうが、それにめげることなく、今年も主に向かって歌い続けたいと思っています。私たちの声が御心にかなうように、より良きハーモニーを作り出すためにも練習を重ねていきたいと思っています。
クリスマスで使い果たした声が、お正月のお休みで回復した人も多いことと思います。気合いを入れて礼拝奉仕をしましょう。今年は1月8日の礼拝から12月24日の礼拝まで、26回のデユーティがあります。夏の合宿は8月24日から28日まで、レクイエムはフォーレです。



聖歌隊のページに戻る