今までの一言(2013年)
今年度のクリスマスイブについてお知らせします。12月24日(火)の午後2時から始まります。 一緒に主のご降誕をお祝いしましょう。
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2日のレクイエム奉唱が終わりました。礼拝堂には200人以上の方々が集まり、
過去1年に亡くなった方のお名前を読み上げ、彼らに永遠の安息が与えられるように共に祈りました。
今年のブラームス奉唱団は全員で55名、お名前を読み上げた時間は8分40秒、演奏時間は76分45秒でした。
明るくなったはずの礼拝堂でしたが、年齢のせいでしょうか、よく楽譜が見えなかった隊員も何人かいて、
長時間立ちっぱなしの足の痛みと相まって、結構ハードなレクイエム奉唱となりました。 |
先月の29日の最終日曜日、聖歌隊は東京教区の千住基督教会を訪問しました。香山司祭と10名程度の
信徒の方々とともに小さなパイプオルガンの伴奏で礼拝奉仕しました。南千住の駅の近くでしたが、静かな住宅街の中にある教会でした。 |
8月25日の日曜日、聖歌隊は軽井沢夏季合宿の締めくくりとして、ショー記念礼拝堂で礼拝に奉仕し、 その後、ミニコンサートを開きました。今年はアンコール曲に東日本大震災からの復興支援ソングとして知られる「花は咲く・菅野ようこ氏作曲」を 歌いました。ショー記念礼拝堂の土井司祭も、江夏執事も、上田聖ミカエルの下原司祭も、そして私たちの聖路加のチャプレンであるケビン司祭も、 礼拝に参加した方々と一緒に大きな声で歌いました。 まだまだ多くの方があの震災から立ち直ろうと苦労しています。それを忘れることなく、聖歌隊活動をすすめていきたいと思っています。 東京に戻って、この時期、例年の11月レクイエム奉唱の練習が始まります。体力を整えて秋を迎えましょう。 |
聖ルカ礼拝堂聖歌隊の起源を求めると、聖路加国際病院が駐留軍の接収から解除された1956年(昭和31年)頃にたどり着きます。 当時、東京教区内各教会の有志により結成された教区聖歌隊が大きな礼拝や行事で奉唱をしていましたが、その練習場所として聖ルカ礼拝堂が使われていたのです。 その後、各教会に徐々に聖歌隊が誕生するのに伴い、メンバーが次第に離れていき、聖ルカ礼拝堂に連なるメンバーが残って礼拝奉仕をするようになりました。 そして、名誉隊長である関武矩(2011年逝去)が病院に就職して数年たった1963年頃に、聖ルカ礼拝堂聖歌隊の形が整ったのです。 |
聖歌隊の年史作りも最終段階に入り、チャペルに残っていた資料を自宅に持ち帰り整理しています。古い写真のアルバムもありますので、 歴史の重みをズッシリと感じます。資料には月日と曜日が書かれていますが、年が書かれていない場合が多く、ネットで「1万年カレンダー」を参考に該当する年を探しています。 聖歌隊の年間行事として、8月末の軽井沢合宿とショー記念礼拝堂でのコンサートの記録、そして11月2日のレクイエム奉唱に関する記録を柱に整理しているのですが、すんなりと 分かるわけではありません。プログラムが見つからないものが結構ありますので、そういう場合は昔のチャペルニュースや聖路加の広報誌である「明るい窓」、 礼拝の年次報告書などに記述されている聖歌隊関連記録を参考にしています。とにかくアナログの時代。データの検索、救出には時間がかかりそうです。そしてどういうわけか、 1976年(昭和51年)の軽井沢やレクイエムの記録が全く見つかりません。もう少し探してみて、最終的には当時の聖歌隊員にお尋ねするしか方法が無さそうです。 |
今年のミニ合宿は6月1日〜2日、千葉県の銚子に行きました。土曜日は犬吠埼ホテルに宿泊し2時間の練習を行いました。残念ながら曇り空のため海の景色は 今ひとつでしたが、練習の後、おいしい海の幸と露天風呂などで全員満足のミニ合宿初日でした。 日曜日はバスで銚子諸聖徒教会に移動し、礼拝奉仕しました。千葉県にあっても横浜教区の教会です。片山司祭が司式、奥様が当日のオルガニスト、お子様たちが当日のサーバーというご家族全員で 礼拝をリードしておられます。信者の方々は通常は15人くらいの礼拝参加だそうです。礼拝後ミニコンサートを行いました。教会には信徒さん以外に聖母保育園の保育士の方々も来てくださり、 久しぶりに若い方々と一緒にアンコール曲の「花は咲く」を歌いました。愛餐会ではご当地の数々の手作り料理をたくさんご馳走になりました。銚子から帰京する特急電車の時間に 合わせて、信者の方々が駅まで車で送ってくださいました。少し慌ただしい時間を過ごしたことが悔やまれますが、銚子の方々の熱い歓迎を感謝しつつ、ミニ合宿を終了しました。 |
バチカン放送局のページからリンクしている映像をよく見ます。
今年3月12日のコンクラーヴェで5回目の投票で選ばれた新しいローマ教皇フランシスコが
司式している最近の礼拝の様子等をYou tubeで見ることができるのです。
礼拝そのものは2時間以上ありますが、言葉が分からなくても、礼拝の形式は私たちが
毎日曜日行っているものの原点ですので、時がたつのを忘れ、見入ってしまいます。
さすが国営放送局が作成しているようで、音、映像が他のYou tubeのものと比べると抜群に素晴らしいのです。
礼拝の中ではバチカンの聖歌隊(成人22人、少年35人)が、これまた綺麗なハーモニーを
作り出しています。礼拝で使用しているチャントが私たちが降誕日前夕に歌う「天使ミサ」
そのものであることが多いことも興味深いことです。日本語というわけにはいきませんが。
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今年のイースターは3月31日でした。イースター(復活日)は教会歴の中で、
移動祝日と呼ばれる祝日です。ちなみに降誕日は固定祝日(12/25)です。以前も書きましたが、復活日は3月20日(春分の日)
以後の満月の後の最初の主日となります。この復活日から昇天日(復活日から40日目の木曜日)や聖霊降臨日、三位一体主日が
決まります。今年の復活日は雨で寒く、桜も満開を過ぎていましたが、過去には暖かい外でお弁当をいただいた復活日も
ありました。亡くなった井原司祭を車椅子で外に連れだし、弁当を食べたのも復活日でした。聖書には季節や気候のことが
(多分)書かれていないのは、何故なんだろうと、ふと思いました。
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このホームページで公開している私たちの奉唱曲は、どうしてもお聞かせできない失敗作でないかぎり、 恥ずかしげもなくアップロードしています。一部の隊員からは「恥ずかしいからやめてくれ」という声も聞かれますが、 聖歌隊隊員に対しては反省をこめて、あるいは次の奉唱の時の注意点を明確にするためにアップしていますし、 その他の方々に対しては、奉唱曲がどんなものなのか知っていただきたいという思いでアップしているわけです。 我々が買っている宗教曲CDのように上手には聞こえない原因のひとつは、私たち聖ルカの聖歌隊が全員素人だということでしょう。 発声が揃っていませんよね。他の合唱団で声楽をきちんと勉強している隊員もいますが、それでも素人の域をでていません。 もうひとつ、苦しんでいるのは、聖ルカのチャペルが録音には素晴らしい建物であるにもかかわらず、 録音技術が大変未熟で、録音場所や録音レベルが安定せず、試行錯誤が続いていることです。まあ、どこかの スタジオであるいはプロの録音技師がとった音と私たちのものは比べようがありませんけどね。これ、言い訳ですかね? |
1月27日の礼拝後、聖歌隊の総会が開かれました。昨年度の聖歌隊活動を振り返り、
今年1年をどのように過ごすか、又、聖歌隊の課題は何なのか、出席者から様々な意見が述べられ、約2時間の時が
あっという間に過ぎました。 |
新しい年を迎え、新たな気持で主を賛美する礼拝を捧げる一年が始まります。 昨年は聖ルカ礼拝堂で23回の礼拝奉仕を行いました。その他、中部教区の新生礼拝堂、軽井沢ショー記念礼拝堂、 そして東京教区の東京諸聖徒教会で礼拝を捧げることができました。今年度も聖ルカ礼拝堂での奉仕を中心に、他教区、 他教会での礼拝奉仕を計画しています。私たち聖歌隊の歌声が築地だけではなく、東北の被災地にまで届くように神様の力を 得て活動できたらと思います。聖歌隊として何ができるのか、何をしなくてはいけないのか、神様の導きを強く願わずにはいられません。 |