今までの一言(2025年)

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Upload on Feb.4,2025

古い話で恐縮ですが、私が学生時代に在籍した立教の聖歌隊では、年間行事としてレクイエム奉唱がケルビーニ、モーツアルト、フォーレ、ブラームスの4曲で、ちょうど学生生活4年間で経験できるようになっていました。奉唱時期は毎年11月の諸魂日が決まり事でしたが、その日に大学の学園祭とぶつかるようになり、チャペルの外の騒音が気になるようになり、レクイエム奉唱の時期はだんだんずれていき、諸魂日ではない普通の日に代わっていった記憶があります。宗教色が薄れ、チャペルで行うひとつのコンサートとして、このレクイエム奉唱は今でも続いているようです。もうひとつの大きなイベントとしてマタイ受難曲の奉唱がありました。バッハが新約聖書のマタイによる福音書、26・27章のキリストの受難を題材に聖句、伴奏つきレチタティーボ、アリア、コラールで構成されたもので、バッハの音楽の中でも最高傑作ともいわれるものです。全曲では3時間ぐらいかかる大きな曲ですが、その抜粋を立教の聖歌隊は奉唱しました。毎年、聖歌隊長による個人指導の結果、数人の聖歌隊員がマタイ受難曲を歌えるという名誉な時間を得たわけです。来月の復活日前主日に聖ルカの聖歌隊は、マタイ受難曲の中のイエスが十字架につけられる場面をアンセムとして奉唱する予定です。福音史家(エバンゲリスト)が高齢で声が出せるかどうかなど、数々の不安はありますが、気持ちをこめて奉唱したいと思います。復活日前主日という意味のある日にこれを奉唱できるのは大変幸せなことだと思います。


Upload on Jan.1,2025

新しい年を迎えました。毎年のことですが、クリスマスを終えて身体の疲れがまだ身体のどこかに残っているのがこの時期です。昨年の聖歌隊活動をいろいろ反省しつつ、この1年をどうやって過ごそうかと思いめぐらすのですが、なかなか考えがまとまりません。一応の活動計画は作成したのですが、今年も何が待っているのか?神様はどんな試練をお与えになるのか?考えだすと、一歩一歩に力が入り、よろよろと老人相応の歩き方になってしまいます。それでも前を向いて皆さんと一緒に明日を迎えようと思います。ご協力ください。よろしくお願いします。
さて、コロナが下火になったと思ったら、インフルエンザが大流行しています。先月の26日、東京都はインフルエンザ流行警報を発令しました。過去1週間、1医療機関あたり、全国平均19.06人がインフルに感染し、これは過去10年で最多とのことです。いつになったらマスクから解放されるのかしらん?


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