Te lucis ante terminum

(この日の終わる前に)


  • 作曲:トマス・タリス(1505〜1585)

    英国の作曲家。1543年以降、王立礼拝堂の聖歌隊指導者兼オルガニストとなり、英国教会音楽の指導的役割を果たし、英国国教会音楽の父と言われています。この作品はアンブロシウス Ambrose(ミラノの司教)が始めた典礼聖歌(Ambrosian chant)です。

  • 歌詞:

    Te lucis ante terminum, Rerum creator poscimus, Ut pro tua clementia, Sis preaesul et custodia. Procul recedant somnia, Et noctium phantasmata: Hostemque nostrum comprime, Ne polluantur corpora. Praesta, Pater piissime, Patrique compar Unice, Cum Spiritu Paraclito, Regnans per omne saeculum. Amen.

  • 邦訳:

    この日の終わる前に、世界の創造主よ、 私たちはあなたに懇願します。 あなたの哀れみにて、私たちの守護者であり保護者であってください。 夢や夜の亡霊を寄せ付けないでください。 私たちの肉体が侵されないように、私たちの敵を鎮圧し私たちを助けてください。 聖なる父は唯一の存在です。 聖霊とともに守護者イエス・キリストは、永遠に君臨するのです。  アーメン(聖歌隊 川津訳)

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