今までの一言(2004年)

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Upload on 01.Dec.2004
12月24日(金)のクリスマスイブ礼拝についてお知らせします。一緒に主のご降誕をお祝いしましょう。

午後3時半から キャロル奉唱 聖歌隊がイギリスのキャロル等を歌います
午後4時から 唱詠晩祷-1 司式:上田執事  説教:井原司祭
午後7時から 唱詠晩祷-2 司式:上田執事  説教:西村司祭
午後8時から 院内キャロリング 外部からの参加者を含め、数班で院内をキャロリング
午後11時半から 深夜唱詠聖餐式 司式:井原司祭 天使ミサ(文語による唱詠聖餐式)

Upload on 03.Nov.2004
聖ルカ礼拝堂に、この1年間で亡くなった96名の方々の名前を読み上げる井原司祭の声が響き、祈りが心に染みました。
2日のレクイエム奉唱会で主に召された方々の魂の平安を祈って、ケルビーニ作曲のハ短調レクイエムが大竹隊長による指揮、関敦子隊員のピアノ伴奏と約60名のフェスティバル・クワイアーによって歌われました。毎年この奉唱会のために多くの方々のご協力を得ることができて感謝いたします。曲の後半の緊迫した部分に救急車の音が重なるのは、聖路加ならではのレクイエムです。来年はブラームスを予定しております。

Upload on 02.Oct.2004
今年度のレクイエム奉唱は例年通り11月2日の諸魂日にチャペルで行われます。曲目はケルビーニ、ハ短調。この曲はベートーベンをして「もしレクイエムを書けと言われたら、ケルビーニの曲だけを手本にしただろう」と言わしめたほどの素晴らしい曲です。ケルビーニの宗教音楽の最高傑作とされているこの曲には、当時としてはめずらしく独唱者がいません。奉献唱の中にあるフーガは対位法の技術の例として度々取り上げられる部分として有名です。レクイエム奉唱の練習は9月の末から毎週金曜日の夜行われています。11月2日の午後7時から、亡くなった方々の魂の平安を祈って一生懸命に歌うつもりです。

今月から聖歌隊隊員の川津氏が作った「レクイエム奉唱ホームページ」にリンクします。川津氏はそのキャリアを活かして、宗教曲の逐語訳に情熱をそそいでいます。まだまだ未完成のページのようですが、いろいろ勉強になります。時々見て下さいね。


Upload on 01.Sep.2004
聖歌隊の夏季合宿が終わりました。今年の軽井沢は涼しく過ごしやすい日が続きました。1日7時間半の練習と3回の礼拝のくり返しであっという間に時が過ぎました。今年は更にアテネオリンピックのために寝不足になった隊員も多かったようです。それでも日曜日の恒例となったショー記念礼拝堂でのミニコンサートは、どうにか無事に(?)終わることができました。会衆の方々と一緒に歌った聖歌の2曲をアップしましたので、どうぞお聞きください。
病気のため体調が心配された井原司祭も元気に参加なさり、約1時間の講話をしていただきました。来年は40回目の夏季合宿を軽井沢で行う予定です。

Upload on 01.Aug.2004
今月の聖歌隊は20日から軽井沢での夏季合宿に続いて、例年通り22日にショー記念礼拝堂での礼拝奉仕、ミニコンサートを行います。今年の曲はアカペラではなく全て伴奏付きのものです。ギボンズからボーン・ウイリアムスまで、いろいろな時代のアンセムを6曲とりあげます。会衆と共に歌うプログラムには新しい聖歌集からはなくなる予定の聖歌を2曲選びました。当日のプログラムはこちらを御覧ください。そして是非、軽井沢におでかけください。
軽井沢での合宿は毎年気温が異なり、3年前は大雨、2年前は寒くて暖房を必要とし、昨年は寝苦しいほどの暑さでした。今年はどうでしょうか?ここにきて体調を崩す隊員が若干見受けられますので心配しています。ことに井原司祭の病気が早くよくなられますように、皆でお祈りしています。

Upload on 01.Jul.2004
聖歌隊は8月の夏季合宿の準備に入っています。曲目選定や楽譜・プログラム作り、合宿の栞作りや部屋割り、聖ルカハウス以外の宿泊先の確保や軽井沢ショー記念礼拝堂との連絡、そして何より大変な作業である参加者の確定等、合宿前は聖歌隊にとって最も落ち着かない時期と言えます。裏方では自炊のための献立作りや現地で手配が難しい食事材料の買い出しなどもあります。充実した合宿ができるように事前準備は気合いを入れてがんばりましょう。
井原司祭が体調不良で検査入院されています。早く回復なされるように皆でお祈りしています。

Upload on 01.Jun.2004
私たちは病院付属チャペルの聖歌隊という性格なので、聖歌隊に入隊した動機が大きな病気や事故のおかげ(?)という隊員も数人います。例えばテナーのKさんは、大きな自動車事故で聖路加に担ぎこまれ、1週間も生死をさまよったそうです。幸いに優秀な治療で回復し、入院中にチャペルで司祭とお会いしたのが、入隊のきっかけとなりました。入院中のクリスマスに聖歌隊のキャロリングを病室に迎え、その歌声が聖歌隊入隊のきっかけとなった女性隊員もいます。心や体に傷を負った人でも、その歌声を通して神様に感謝することができる。聖歌隊はそんな人間の集まりでもあります。主に感謝。

Upload on 01.May.2004
昨年の夏、韓国の合唱団「音楽のある村」が聖路加チャペルでミニコンサートを開いたことを御報告しましたが、その指揮者のホン先生はソウル大聖堂の聖歌隊指揮者でもあります。何度かのメールを交換しているうちに、ソウル大聖堂の礼拝に出席することになり、聖路加聖歌隊の男声5人で4月17日から2泊3日の短期間でしたが、韓国訪問しました。ソウル大聖堂では「美しいロマネスク様式の建物、ハイチャーチの対面ミサ、600人の会衆、聖セシリア聖歌隊と聖ニコラ聖歌隊」等からファミリアな歓迎をうけました。ホン先生から「アンセムはなるべく自国語(韓国語)のものを歌っている」という言葉に、恵まれた宗教音楽環境にある韓国を発見し、帰国しました。これからの私たち聖路加聖歌隊の活動に今回の韓国訪問を生かせていけたらと思っています。ホン先生、通訳をしてくれたソンさん、立教大学チャプレンの柳司祭、皆さん、本当にいろいろお世話になりました。

Upload on 06.Apr.2004
3月28日の礼拝後に聖歌隊の総会が開かれました。昨年度の私たちの活動を振り返り、今年度の聖歌隊の予定について確認する、年に一度の会議です。隊長のお話の後、企画、財務、備品、礼拝の各担当委員からそれぞれ報告を受けました。昨年は24名の隊員で主教訪問日、および降誕日前夕礼拝を含んで25回の礼拝に奉仕することが出来ました。出席された上田執事からは「人々の心を開くように歌うことも忘れないで欲しい」というお言葉をいただき、隊長からは「積極的に練習に参加して欲しい」と隊員に対する注文がありました。

Upload on 01.Mar.2004
聖ルカ礼拝堂では井原泰男司祭、上田憲明執事以外に定年退職なさった西村哲郎司祭、佐藤裕司祭が嘱託の協働チャプレンとしてお働きになっています。この3月末に佐藤裕司祭がチャプレンとしての仕事から退かれることになりました。佐藤司祭は1913年生まれで今年91才と御高齢ですが、礼拝や説教でのその独特の語りぶりにはフアンも多く、大変お元気です。著書の「聖歌の友」「聖歌のしらべ」は絶版となっているようですが、聖公会の古今聖歌集のバイブルのような貴重な解説書で私も愛用しています。聖歌隊でも2度ほど夏の合宿のチャプレンとしてお世話になりました。有難うございました。いつまでもお元気で。

Upload on 04.Feb.2004
チャペルのパイプオルガンが昨年からずっと修理中です。今年のイースターには修理完了となる予定と聞きました。それまで礼拝では祭壇上に小さなポジティフオルガン(パイプと同じガルニエ製)を置いて使用しています。チャペルにはそれ以外にもアップライトピアノやハモンドオルガンなどが使用可能となっています。オルガニストの面々に言わせますと、やっぱりパイプでないと、という話しですが、私はハモンドのあの独特な音色も好きですし、時にはピアノ伴奏で歌ってみたいアンセムなどもあります。教会=パイプオルガンという図式も考えものですよね。

Upload on 02.Jan.2004
あけましておめでとうございます。今年の聖路加クワイアーは総勢25名(ソプラノ9、アルト7、テナー3、ベース5、指揮者)で毎月2回の礼拝と、聖霊降臨日、降誕日前夜の礼拝に歌をもって奉仕する予定です。又、8月には第4日曜日の軽井沢ショー記念礼拝堂でのミニコンサートをはさんだ夏季合宿を、11月の諸魂日にはケルビーニのレクイエムの奉唱を予定しています。神様、どうか私たちを守り、お導きください。


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